Right here Waiting For you / Richard Marx



Richard Marxのデビュー前はCMソングや Lionel Richieのバックをつとめるシンガーだった。
87年に念願のソロアルバム【Richard Marx】でデビューを果たし、“Don't Mean Nothing”がヒットチャートにまで昇り詰めた。

彼の真骨頂はメロディアスなバラードにある。
この“Right Here Waiting…”はセカンド・アルバム【Repeat Offender】からのセレクト。
その前の“Hold On To The Nights”もヒットしたが、彼を象徴するナンバーは何といってもこれであろう。

ただ彼のブレイクもここまでだった。
R&B界の主流がヒップ・ホップ、もしくはラップに向くようになり、やがて彼の名は埋没していく。
アルバムこそリリースするものの、鳴かず飛ばず。
Donna Lewisとのデュオ“At The Beginning”のヒットもあるが、その後は Kenny Rogersや Michael Boltonの曲を手がけたりと、プロデュース役で活躍している。


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Richard MARX - Right here waiting

“Right Here Waiting For you”はやたらと耳に残る曲。
Richard Marxの『色』がはっきりと出た作品だ。


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