1981年、ロサンゼルスでSusanna Hoffs、Vicki Peterson 、Debbi Peterson姉妹とベーシストのAnnette Zilinskas の４人によりThe Supersonic Bangsを結成。
のちにバンド名をThe Bangsと変えるが、先にニュージャージー州に同名のバンドが存在していたため、The Banglesという名前に落ち着いた。バングルとはアクセサリーの腕輪のこと。

82年にミニアルバム『The Bangles』を発表。翌年にはCBSレコードと契約するがAnnetteが脱退し、Michael Steeleが新たに参加した。

84年、アルバム【All Over The Place】でデビュー。 このときデビューアルバムを聴いたPrinceが Hoffsを気に入り、“Manic Monday”を提供。86年に米英で２位の大ヒットを記録する。
“Manic Monday”が収録された2th【Different Light】からは“Walk Like an Egyptian”のナンバーワンヒットも生まれ、彼女たちは一躍スターとなった。

87年にはサントラ盤に提供したSimon and Garfunkel's のカバー曲“A Hazy Shade of Winter”、88年の【Everything】から“In Your Room”と、立て続けにヒットを飛ばす。しかし、89年に米英で１位となったこの“Eternal Flame”の直後にバンドは活動を停止した。

その後、Hoffsはソロ歌手に転向し、93年に映画監督のJay Roach と結婚する。
97年、Roachの大ヒット作『Austin Powers』のサントラ盤にHoffsが参加し、99年には『Austin Powers：DX』のサントラ盤で４人がThe Banglesとしてレコーディングしたのを機に再結成。2003年にはアルバム【Doll Revolution】を発表した。

2005年にMichael Steeleが脱退を発表。現在はAbby Travisがベースを担当しているが、今のところ正式メンバーにはなっていない。

The Banglesは世界で最も成功した女性バンドの一つと言われているが、ブレークした時期は３年ほどで、一発屋というイメージが強い。
それだけこの“Eternal Flame”が売れたからではあるが。
甘く奏でるボーカルが魅力的。今尚ラジオなどて聴かれることから、名曲と言っても過言ではないだろう。