ヒューストン出身。Destinyのネームバリューはもちろんだが、ヒップホップオペラ『カルメン』に出演したことが彼女の運命を変えた。
2002年には映画【オースティン・パワーズ・ゴールドメンバー】に出演し、女優への道を歩み始める。

シンガーとして名声を得たのは同年、Luther Vandrossとのデュオ『The Closer I Get to You』からだろう。
これがグラミーR&Bパフォーマンス賞。
すると翌年にリリースした『Crazy In Love』が8週連続ビルボードシングルチャートで1位を記録。
アメリカで400万枚、全世界では800万枚以上のセールスを記録する。
'04年にはMFL選手とのあいだで妊娠、結婚もあったが人気は衰えを知らず、2005年のアカデミー賞ではノミネートされた5曲のうち
3曲を授賞式で自ら歌うという快挙を成し遂げる。

彼女が一時のブームで終わらなかった要因に、女優業をもこなす演出力+カリスマ性が存在する。
私は彼女は歌より見せるアーチストと思っている。母がファッションデザイナーという家庭環境も影響しているのか。

無論、Beyonceは今年も大ブレーク。『Irreplaceable』が8週連続でビルボード('07.2/3付)ナンバー1をキープしている。

今春(2007)、日本で封切りされる映画『ドリームガールズ』にも出演。
ネタバレを避けるため軽くしか触れないが、この映画はシュープリームスを
モデルにしたミュージカルの映画版。
Diana Rossをモデルにしたキャラクター、ディーナ・ジョーンズを
Beyonceが演じる。
『Listen』はその挿入曲。話題性だけで売れることは必至。
新しいもの好きの人は要チェックです。