Dancing In The Dark / Bruce Springsteen

アメリカを代表するロックンローラーは言い過ぎが。
通称は“Boss”。ニュージャージー生まれ。父はオランダ系とアイルランド系の混血のトラック運転手、母はイタリア系アメリカ人。

Bruceのデビューは73年にCBSのオーディションで才能を絶賛されたのがきっかけだが
69年にSteel Millというハードロック・バンドを結成してデビュー寸前までいったものの断念して解散した経緯もある。

デビューアルバムは【Greetings From Asbury Park, N.J.】。しかし彼の活動であるロックンロールとプロモーションとの方向性の違いに悩みセールス的に振るわず、クラブ・サーキット中心のライヴ活動に活路を求めた。


彼を変えたのが73年の2thアルバム【The Wild, The Innocent & The E Street Shffule】である。評論家から高い評価を得る。

3thの【Born To Run】は発売1週間後にチャートトップ10に入り、最高3位の大ヒットとなる。
また、このときBruceはタイム誌とニューズウィーク誌の表紙を同時に飾るという快挙も成し遂げる。

70年代後半にはマネージャーとのトラブルで活動を休止するということもあったが、80年代に入ってからは
【The River】【Nebraska】【Born In The U.S.A.】と、ヒットアルバムを量産。

“Dancing In The Dark”は【Born In The U.S.A.】からのヒット曲。84年に全米シングルチャート(ビルボード)で4週連続第2位を記録した。
アルバムも全国で1,200万枚、全世界で2,000万枚の売上を記録する。

85年には初来日公演を行い、同年5月にモデルのジュリアン・フィリップスと結婚(1988年に離婚)。
その年、USA for AFRICAのWe Are The Worldにも参加した。



2000年に入ってからのBruceは自らの音楽活動だけでなく、アメリカ同時多発テロ事件追悼イベントや 反ブッシュ(=反イラク戦争)運動など、いろんなシーンで表舞台に立っている。

視聴



【Born In The U.S.A.】

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