A Song For You / Christina Aguilera


この【A Song For You】は70年代のロック界カリスマ Leon Russellのカバー曲である。
歌うにはかなりの歌唱力が必要とされるが、それゆえにアドリブも有効なのでアカペラで見せることも可能なわけだ。

Christina Maria AguileraはNY生まれ。両親とともに日本を含め世界中様々な場所で暮らしたのちペンシルバニアで育つ。驚かされるのは初のシングルが中西圭三氏とのコラボ【All I Wanna Do】だったこと(クリスティーナ14歳)。

その後、RCAレコードと契約しデビューアルバム【Christina Aguilera】をリリース。同アルバム内の【Genie in a Bottle】【What A Girl Wants】【Come On Over Baby】はそれぞれ全米で1位を獲得する。
2001年のスペイン語アルバム【Mi Reflejo】は、ラテングラミーで最優秀ポップボーカルアルバムを受賞。

デビューから比べるとビジュアル的に清純派から露出度の高いものに変化してきた彼女だが、父親による暴力に怯えた幼年時代を告白、社会的弱者への共感を歌った【Beautiful】が評価されると、見る側のイメージも次第に変わってきた。

この【A Song For You】は2005年の Herbie Hancockのアルバムに収められている。
Herbie Hancockは知る人ぞ知るジャズピアニスト。Miles Davisのセッションにも参加した超大物。しかもそれと平行してジャズ・フュージョン系の新境地を開き、ポップ界でも無視できない存在だ。
2005年のグラミーでは Christina Aguileraとともにこの曲を披露し話題になった。

このビデオはTV番組内での Herbie & Christina。
ちなみに司会を務めている女性は日本では馴染みは薄いが、レズビアンとしてカミングアウトした経験のある有名なタレント Ellen DeGeneres。


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