Get into the Groove / Madonna


マドンナの音楽というのはまさに流行である。
独自のワールドを持たず、その時々の新しいスタイルを披露してくれる。
ある意味、何年も前に一発当てたはいいものの、その域から脱することができなくて悩み苦しんでいるアーチストよりは潔くて好感が持てる。

この“Get into the Groove”は85年のリリース。
87年のアルバム【You Can Dance】にも収められている。
“LIKE A VIRGIN”の陰に隠れて、ビルボードチャートにはあがらなかったものの、当時のハイエナジーブームも手伝って、ダンスシーンでは最先端の一曲だった。



この曲は2003年には“Hollywood”とのリミックス で“Into the Hollywood Groove”として生まれ変わり、GAPのCFで使われた。コンビを組んでいたのは女性ラッパーで有名な Missy Elliott。ラップが加わることで新しく感じられるかもしれない。

個人的に“Get into the Groove”は間奏に入るピアノのアドリブが気に入っている。

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【You Can Dance】

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