見せられて、これほどまでに時代を感じさせるビデオは珍しいかもしれない。
この曲が聴かれたころはまだ都内にレンタルビデオ店がちらほらお目見えしたぐらいで、パソコンが一般家庭に普及するなんて考えられなかった時代だ。
当時はもしかしたらこの曲を、ハイテクブームの先端として見ていた人もいるのではないか。

そのころの私は『ビデオ、ビデオとしつこいな』ぐらいで、これをクールな曲とはとらえていなかった。
まあ、ディスコでネタにするなら充分なぐらいインパクトのある曲で、当時のダンスシーンを知っている方なら一度ぐらいは耳にしているはず。

Trans-Xはカナダ出身のユニット。
当然、ブレークしたのはこれ一曲だけのようだが、なんともこの女性の髪形とファッションにも時代を感じます。
そしてこの踊り･･･。