Maroon 5の前はKara's Flowersというバンド名だったらしいが、その当時を知る者は少ないだろう。
なぜなら97年にワーナーブラザーズと契約しデビューには漕ぎ着けたもののさっぱりで、2年後にはワーナーを去ることになるのだから。
それでも日本ではルックスのよさから若干の人気はあったらしい。“ソープ・ディスコ”という曲がシングルリリースされたとか。

彼らがメジャーに躍り出たのは“マルーン5”と名を変え、NYのレーベル(Octone Records)と契約してからのこと。
2002年の6月にリリースされたアルバム『Songs about Jane』の【Sweetest Goodbye Live】が、映画ラヴ・アクチュアリーのサウンド・トラックに収録されると次第に話題となり、同アルバム内の【This Love】が爆発的ヒットを飛ばす。 この【Songs about Jane】はアメリカのセレブ連中たちをも夢中にさせ2004年6月、遂にビルボード・チャートTOP10入り、全米セールス150万枚を突破する。

2005年第47回グラミー最優秀新人賞を受賞。
2006年第48回グラミーでは、ライブアルバム『Live - Friday The 13th』でベスト・パフォーマンス・グループ賞を受賞。
【She Will Be Loved】はノエビアのCMに抜擢。

ちなみにこの【Sunday Morning】は日本車のCMにも使われた。なんの車だったかは忘れたが。