Natulal Woman(You Make Me Feel Like A) / Mary J. Blige
“Natulal Woman”は94〜98年にかけて米国で人気を博したドラマ【New York Undercover】の挿入曲。
Mary J. Bligeのデビューのきっかけは、地方のショッピング・モールで歌ったAnita Bakerの“Rapture”のテープを、母の再婚相手がアップタウン・レコード社に送ったことからだった。
90年にFather MCの“I'll Do For You”にフィーチャリング参加したあと、映画『Strictly Business』のサウンドトラック収録曲“You Remind Me”でデビューする。
92年のデビュー・アルバムは『What's The 411』。このアルバムからのシングルカットされた“Real Love”は、“Top Billin”をサンプリングしたもので、全米ナンバー1を記録する大ヒットとなる。
3thの『Share My World 』が名声共に彼女を超メジャーにしたアルバムであろう。
プロデューサー陣にSean Puffy Combs、Babyface、Jam & Lewis、R. Kelly、Mtume、Rodney Jerkinsといったそうそうたる面々を迎え、R. Kellyがフィーチャリングした“It's On”、映画【Waiting to Exhale】の挿入歌になった“Not Gon' Cry”などを収録し、アメリカ国内だけで300万枚を超えるセールスを記録した。
尚、これはAretha Franklinのカバー曲であり、同じように Carole Kingもカバーしてる。
【Aretha Franklin】視聴 You Tube
R&B界では今や超メジャーなMary J. Bligeが歌っている。
少女期からゴスペルを歌い、音楽環境には恵まれていた彼女だったが、高校時代は麻薬に溺れて荒んだ生活を送っていた。義父が彼女を救ってくれたわけだ。
96年にはグラミー(ベスト・ラップ・ソング)を受賞。
これの日本盤にはボーナストラックとして“Natural Woman”が収められている。
【New York Undercover】は日本では見ることのできないドラマだが、サントラは買って聴く価値がある。
NYのアンダーグラウンドを感じられるかも。