Tamia / Stranger in my house


この曲は Tamiaが2000年にリリースしたセカンドアルバム『A Nu Day』に収録されている。ワーナー発の官能的なビデオもあるが、この曲は見せるより聴かせて魅せた方がいいだろう。バックコーラス付きのライブバージョンを貼ってみた。彼女が単なるセクシータレントではなく、歌唱力だけで充分通用することがおわかりいただけると思う。

視聴YouTube

Tamiaはカナダ出身。女性シンガーのお決まりではあるが、幼少の頃から歌と演技を学び、劇場のコーラスなどで唄うようになり評判を集める。
95年に Quincy Jonesのアルバム『Q's Jook Joint』に収録された【You put a move on my heart】で脚光を浴びる。
デビュー当時は“Quincyの秘蔵っ子”と呼ばれ、将来の大スターを予感させた。

ファーストアルバムの『Tamia』もなかなかだが、個人的には結婚後にリリースした『A Nu Day』の方を推したい。
人によってはサードで完熟とも言われるが、タイトルに反して私は『More(04年)』は今一つだと思う。
結婚相手がNBAのバスケットプレイヤー Grant Hillなので、セレブな生活が彼女を変えたのでは、と勝手に私は思っている。

Tamiaは昨年(2006年)の暮れ、自身4枚目となるアルバム『Between Friends』 をリリースした。目玉はホール&オーツのカバー『Can't Get Enough』のようだが、彼女も既に三十路。新しい女性シンガーが次から次へと誕生しているこのご時勢にセクシー路線だけでどこまで売れるか。

余談になるが、ファーストアルバムの『Tamia』では George Michaelの【Careless Whisper】をカバーしている。ビデオはないが一聴の価値はある。
下の embedから聴けるのでどうぞ。




Q's Jook Joint / Quincy Jones

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