Can We Talk / Tevin Campbell


私は昔から女性シンガーの低音、男性シンガーの高音に魅力を感じるリスナーである。
とりわけこのTevin Campbellの高音は、よい意味で鳥肌が立つほどのものだ。

Tevin Campbellはテキサス州生まれのR&Bシンガー。決して日本の演歌歌手ではない。
Quincy Jonesの秘蔵っ子として若干12歳でデビュー。ファーストアルバム【T.E.V.I.N.】、2thの 【I'm Ready】で超売れっ子となった。
残念ながら96年の3th【Back To The World】が酷評で、99年リリース【Tevin Campbell】でも振るわず、 年齢を重ねるごとに存在が薄くなってきたシンガーでもある。

私は彼を一発屋と呼んでもいいと思っている。それだけに、この“Can We Talk”は素晴らしい。
17歳のときの曲で、プロデュースがBaby Face。甘く切ないこの曲に彼の高音がよくハマる。

Tevin Campbellは今年(2009年)Narada Michael Waldenプロデュースで最後の賭けに出るらしいが、大人になったテヴィンくん、果たしてどれだけファンの心を打つ純な歌声を聴かせられるか。

視聴


Tevin Campbell - Can We Talk


下のYou Tubeは Quincy Jonesの【Back on the Block】に収録されている"TOMORROW".
13歳のときのTevinを見ることができる。

視聴 You Tube




アルバム【I'm Ready】


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