Everybody Wants To Rule the World / The Tears For Fears
Roland Orzabal とCurt Smithには共に両親離婚という共通点があり、残された子供たちの心の痛みと悲嘆というテーマは、The Tears For Fears初期の活動に重要な影響を及ぼしているようだ。
84年の“Shout”は全英2位、全米1位を記録。続いてこの“Everybody Wants To Rule The World”が全英・全米1位、“Head Over Heels” が全米3位。
その後“Sowing The Seeds Of Love”のヒットもあったが、The Tears For FearsはCurtが脱退しRolandがTFFの名を相続していく。
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彼らをメジャーにしたのは85年リリース"Big Chair"以後の"Shout,"。
そして、この"Everybody Wants To Rule the World"である。
ただ彼らの本当のスタイルが確立されたのはプロデューサーにChris Hughesが参加してからだろう。
アルバム【Songs From The Big Chair】 は世界中で1000万枚近く売れるなど全世界に知られることとなった。
Roland&Curtのコーラスには目を見張るものがある。この"Everybody…"はメロディーラインがやたらと耳に残る。
"聴入る"というより、環境音楽として聴くのがベターか。
【Songs From The Big Chair】