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わいわいネット10年の歩み (年表)  

 



1997年 
1月
・メンバー14名で「わいわい文庫」(仮称)を発足。 

4月
・正式名称を「わいわいネット」とし、規約を制定。

5月
・毎月1回「わいわいだより」の発行を開始。(リスナー30余名)連続企画として「パソコンのある暮らし」を98年6月まで掲載。(リスナーの森敏貴さんのパソコン使いこなしレポート)

9月
・リスナーとメンバーと交流会を実施。(於:かめかめハウス)

10月
・音訳サービスとして、交通機関時刻表、公共施設案内、ポルタ案内などを音訳。
・ドラエモンプロジェクト活動を開始。 音響機器関係企業からの依頼により、音や音声の合図が必要と思われる物や場所などを調査。リスナーを中心に広く意見、要望を収集。
・視覚障害者が便利になるように、企業・団体などに働きかけを開始。 @京都生活協同組合(以後京都生協):視覚障害者のお買い物についてのアンケートを実施。その結果を視覚障害者の声として伝える。一例として、カタログの音声化の実施を要望 → カタログテープ版は、ライトハウスが作成。 A京都大学付属病院(以後京大病院):院内を見学後、病院窓口に要望を伝えると共に意見交換を実施。診療案内パンフッレトの点字化、認識シールの見本を作成。 B伊勢丹京都店:店内ガイドサービス体験リスナーの方に体験依頼。 C大丸京都店:視覚障害向けサービスとしての要望を伝えると共に意見交換を実施。京都店へ「わいわいだより」を送付するきっかけとなる。
・リーディングサービスや点字シールの提供を実施。 点字シールの提供としては、病院の診察券や薬袋の貼付け用点字シールを作成し病院に提供。提供先病院:日本バブテスト病院、京都医療センター。
 
11月
・わいわいネットが、盲人用録音物等発受施設に指定される。


1998年
2月
・「ニュースレター」第1号を発行。内容は、わいわいネットの活動紹介と報告。

3月
・京大病院に対し @入院案内の点字・拡大版・音声版、外来案内の点字・拡大版が完成したので病院に届ける。(印刷代 テープ代等諸経費は、病院側負担) A目の不自由な人の為の諸表示方法、音による対応の必要性に関して要望書を作成し提出。
・YMCA奉仕活動基金以外に、1997年度の活動資金の内訳は @京都新聞社会福祉事業団ボランティア活動推奨金 A財団法人日本船舶振興会ボランティア協力援助金 B中京区社会福祉協議会地域ボランティア活動促進事業助成金 

4月
・「わいわいだより」のリスナーが58名に増加。 リスナーへの対応として、電話・テープ・手紙でのお便りについては、必ず返事をし、問い合わせ・依頼事項には、出来る限り要望に応える事をメンバーで確認。
・ドラエモンプロジェクト ⇒ リスナーの声をまとめて依頼主の企業に提出。
・京都生協 ⇒ 音声版お買い物カタログ「声のキャンパス」が実現。
・京大病院 ⇒ 点字版案内パンフレットの作成を病院が検討する。

5月
・月刊「視覚障害」の定期購読を始める。

7月
・KBS京都のラジオ番組「ふれあい広場」で、わいわいネットが紹介される。13〜17日5時30分からの番組の中で5分間ずつ5回放送。

12月
・第1回リスナーとの懇親会を開催。(リスナー15名、メンバー10名、於:三条本館) 「わいわいだより」に関する感想、問題点そして希望事項を、リスナーより聞く。


1999年
1月
・「わいわいだより」に連続企画「エンジョイ・ライフ」を掲載。(リスナー大須賀大佑輝さんのアクティブな趣味生活をレポート)

3月
・視覚障害者の実生活への理解を深めてもらう事を目的として「わいわいだより」50本を眼科医の集まりで配布。 その結果何人かの眼科医と視能訓練士が興味を持ち勉強会を開始。これが、京都でロービジョンケアが始まる端緒となる。

4月
・朗読講習会を毎月定期的に開催。講師はあめんぼ座の姉川明子先生。
・「わいわいだより」のリスナーが100名を超える。 テープがおおいに利用されていることがリスナーからのお便りで知る。例えば、情報提供したJBOSを利用したリスナーや旅行案内を聞いて実際に一人で参加したリスナーからの体験記が届く。

5月
・視覚障害者ボランティア連絡会(視ボ連)に会員として参加を開始。

6月
・第2回リスナーとの懇親会を開催。(リスナー22名、メンバー12名、ヘルパー5名)鳥居寮の田尻彰さんのお話、園順一さんの視覚障害者の為の諸機器の説明。
・ゲストをYMCAに迎えて収録するインタビューコーナー「あの人に聞く」を始める。初回は森田茂樹さん。

8月
・「あの人に聞く」に園順一さんを迎えてインタビュー。

9月
・日本・ベトナム視覚障害者交流協会の計画に協力する為、「わいわいだより」 で白杖の提供を呼びかける(5本の提供有)。

10月
・ミーティングに3人のリスナーが来室。 3人の話を聞き、わいわいネットが視覚障害の方と交流する為の参考になると共に、我々自身の生き方についても参考となる。


2000年
2月
・「わいわいだより」のリスナーが135名となる。 テープの内容についてリスナーから詳しい問い合わせが増えてきたので、人名、地名の読み違いをなくす為、人名辞典、地名辞典の活用、および版元への照会を確実に行う。  

3月
・YMCA奉仕活動基金以外に、1999年度の活動資金は @京都新聞社会福祉事業団ボランティア活動推奨金 A京都市社会福祉協議会 より得る。

4月
・京都新聞に、わいわいネットが写真入りで紹介される。

5月
・KBS京都のラジオ番組「フラッシュ・ジャーナル」が、わいわいネットを紹介。

8月
・わいわいネットのホームページを開設。リスナーの松葉守さんが開設、管理も担当。

9月
・日本・ベトナム視覚障害者交流協会の計画に協力。「わいわいだより」の呼掛けに応えて、リスナーより白杖と点字タイプライターの提供有り。


2001年
3月
・YMCA奉仕活動基金以外に、2000年度の活動資金は日本IBMの社会貢献事業の社員及びその家族が行う奉仕活動に対する助成金より得る。

4月
・リスナーが200名を突破。

5月
・週間テレビ京都(京都新聞に毎週1回添付)の取材を受ける。
・園部社会福祉協議会と東京JRPS本部を起点として「わいわいだより」がその地域の希望者にダビング発送されることになる。

7月
・特別研修会の第1回を開催。 わいわいネットメンバーの視覚障害に対する理解を深める為に、3人のリスナーから話を聞く会を持つ。


2002年
6月
・第1回規約改定を実施。
・「あの人に聞く」に松永信也さんが出演。松永さんには、わいわいネット発足期から、アドバイスや新リスナーの紹介でご協力を得ている。
・全リスナーへのよびかけに対して、約90名の方々から協力が得られ、その資金により新しいダビング機を購入。


2003年
4月
・株式会社アイベルのご厚意により、ビューロ室に拡大読書器を設置。

7月
・わいわいネットが、次のホームページ上に紹介される。 @情報検索サイト・アイリンク http://www.eyelink.jp(当時) A株式会社アメディア http://www.amedia.co.jp

11月
・朗読講習会は、安田知博さんを講師にむかえ毎月第2水曜日に実施。
・京都YMCA設立100周年記念フェスタが、みやこめっせで開催。 わいわいネットのメンバーは、介助スタッフとして協力。


2004年
1月
・「あの人に聞く」のコーナーに安田知博さんが出演。

3月
・第2回規約改定を実施。

8月
・京都ライトハウス新築記念事業「見えにくい人に役立つ、道具と情報フェスタ」に協力。
・「あの人に聞く」のゲストにわいわいネットHP管理人の松葉守さんが登場。働き盛りに視力障害となり、試行錯誤しながら6月に指圧・マッサージの治療院を開業されるまでを飾らない言葉で語って頂いた。

12月
・ひとりのメンバーが眼科医と「ロービジョンケアを学ぶ会・京都」を立ち上げ、第1回講演「見えにくい人が抱えている問題にどう答えるか」を開催。  


2005年
5月
・メールマガジン「わいわいだより」発行。(耳より情報とイベント情報を発信)HP管理者の松葉守さんの尽力による。HPアドレス http://www2r.biglobe.ne.jp/~matuba/waiwai/ml.htm
・「トーク&ライブコンサート〜浦野兄弟と盲導犬ジェームズを迎えて」を、三条本館で開催(ボランティアビューロ主催)。 浦野兄弟については、「わいわいだより」で紹介済み。リスナーも多数参加され、約70人のにぎやかなコンサートになる。

11月
・「あの人に聞く」のゲストに福井照久さんを迎える。 「ベトナム視覚障害児の夢と未来を支える会」設立の経緯やホーチミン市にマッサージなどの職業訓練を通じて自立をめざす盲学校を開校された経験等をインタビュー。


2006年
3月
・「あの人に聞く」のゲストに山下泰三さん(馬とのふれ愛倶楽部代表)を迎える。テープを聞いて、3人のリスナーが同倶楽部に入会。

8月
・視覚障害者ボランティア連絡会を退会。


2007年
1月
・「あの人に聞く」のゲストに、奈良盲学校から視覚障害者ボーリングの森透さん、ブラインドサッカーの山口秀一さんを迎える。森さん、山口さんは昨年それぞれの世界大会に日本チームの中心メンバーとして活躍。その時の体験や、普段の練習、盲学校での勉強についてインタビュー。

4月
・10周年記念講演「なぜ視覚障害者を介護だけで見るの〜どうなる どうする 自立支援法」、 講師:加藤俊和(京都ライトハウス、情報ステーション所長)。リスナーの希望者に対しては、講演テープを貸し出す。

11月
・「あの人に聞く」に、初の女性ゲストとして現役の女子大生久場夏子さんを迎える。芸術大学で声楽を学ぶ久場さんに、学校生活や受験のこと、点字楽譜などについてインタビュー。


2008年
1月
・テープリスナー数は220名、メールマガジン購読者数は78名となり、わいわいネットはメンバー22名で活動しています。



 

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