彼女のパワフルな声量と伸びのある声域は、当時のファンク・フリークの度肝を抜いた。
1987年のことである。

シェリル・リンはＬ・Ａ出身。
地方の教会で母のもと、音楽の指導を受けた。
ボーイフレンドのすすめで出演した"Gong Show"という番組から【You Are So Beautiful】でデビューを果たす。

もちろん脚光を浴びたはこの曲【Got To Be Real】の大ヒットから。
その後の【Shake it up Tonight】、83年リリース【Encore】と、ヒットナンバーもいくつかあるが、この曲のインパクトが強すぎるせいか
一発屋というイメージは拭い去ることができない。

Got To Be Realは今尚、どこかしらで耳にする。
ソウル・クラッシックの中では、スタンダードと言ってもいいだろう。

声質的には Chaka Khanにも似てる。
女性ファンク・シンガーNo.1という称号をつける人も少なくない。