Hard To Say I'm Sorry / Chicago


Chicagoはデ・ポール大学の学生たちが中心となって作られたバンドで、69年のデビュー当初は The Chicago Transit Authorityだった。しかしこれには“シカゴ交通局”という意味があり、当局からの苦情により Chicagoと改名。

70年、シングル“25 Or 6 To 4”が世界的に大ヒットし、76年に“If You Leave Me Now”が全米ナンバーワンになった。
この曲は今もいろんなところで聴くことがあり、ラブバラードのスタンダードと呼んでもいいかもしれない。



しかしChicagoはギタリスト Terry Kathの死亡やプロデューサーの解雇などから低迷が続く。
80年にフル・ムーンへ移籍し David Fosterをプロデューサーに迎え入れるも、彼らとレコード会社側の目指す音楽性が違い、またも移籍。

今は過去のヒット曲で活動を続けているような彼らだが、音楽の方向性は変わらずなので根強いファンは存在する。去年(2008年)は日本でHuey Lewis & The Newsとジョイントコンサートを行っている。

“Hard to Say I'm Sorry”はDavid Fosterが参入したときの大ヒット曲。日本語タイトルは“素直になれなくて”。メロディーラインがとても綺麗な曲だ。

今尚、巷でよく聴かれ、ラブバラードのジャンルでは必ずといってよいほど顔を見せる名曲である。
82年の【Chicago 16】に収録。AZ Yetもカバーしてヒットさせている。


視聴


Chicago - Hard To Say I'M Sorry



【Chicago 16】

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