親ばかだ、親ばかだと思ってたけど、やっぱりkuma父は親ばかだ。
日に日にエスカレートする彼の親ばかぶりを止めることはもはや不能と言える。
Ayaka-Manの太い足を見て・・・
K「運動能力が高い証拠だ!足腰つよいぞぉ」
お風呂場にて・・・
K「べっぴんしゃんだれでちゅか〜」
A「あ〜い」
K「お父しゃんに似てよかったねぇ〜。もっと綺麗になろうね〜」
A「あ〜い」
(この会話は毎晩繰り返される。ご近所でも有名・・・・)
鏡前にて・・・
K「あれ〜あんなところに美人が!」
A「あ〜い」
(これも毎度毎度・・・)
食卓にて、Ayaka-Manがそろりそろりとスプーンでごはんを口に。
息をつめ、見守るkuma父。
見つめられる視線を充分意識して、ゆっくり口へ運ぶ、Ayaka-Man。
うまく、ぱっくん!
K「やったー!上手ぅぅぅ!パチパチパチッ」(口で言いながら拍手)
また二口目、ぱっくん!
K「すっごーい!てんさーい!パチパチパチ」(またもや拍手)
ちょっとため息をついてkuma父。
K「わし、ちっとも食べられへんなぁ。へへ」
そら、拍手してたら食べられんやろう、早片付けさせてくれ、そうつっこみたくなる母。
kuma父は、当然Ayaka-Manと仲良しだ。
会社から帰るとNHK教育テレビの「あつまれワンパーク」の一連の幼児向け番組の録画を二人で見ては歌って踊っている。
ゼイゼイ息を切らし、ヤレ気分悪い、ヤレ腰痛い、ヤレ横腹攣った、ヤレ足攣った、とのたうちながら。。。
そんなkuma父を見つめ、会社では部下と呼べる人がいるんだよなぁ、とふと不安になる母であった。
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