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耳より情報(2014年2月号)  


◆第39回視覚障害者福祉啓発事業「あい・らぶ・ふぇあ」

毎年、大丸京都店で開催していた「あい・らぶ・ふぇあ」ですが、今年は京都市営地下鉄「京都市役所前」駅の地下街、ゼスト御池で開催されます。
ステージでは、視覚障害当事者による演奏会・講演会の他、ボランティア・高校生などの発表、小学生絵画コンクール表彰式などを予定。その他、ブラインド喫茶や体験コーナー、販売コーナー、スタンプラリー、京都府のゆるキャラ・まゆまろとの出会いなど楽しい企画が盛りだくさんです。
日時:2月22日(土)〜23日(日)午前11時〜午後6時
会場:ゼスト御池の河原町広場・市役所前広場・寺町広場
問い合わせ先:京都ライトハウス内 あい・らぶ・ふぇあ実行委員会 電話075−462−4400



◆かがり火2014年 春よこい in ぎふ

社会福祉法人岐阜アソシア主催による「かがり火」は、独身の視覚障害者に出会いの場を提供しています。今回は、参加者にできるだけたくさん話をしてもらえるようフリータイムが多く設けられました。思い出に残る1日を楽しく過ごしてみませんか?
日時:3月16日(日)午前10時〜午後4時30分まで(受付開始は9時30分)
会場:じゅうろくプラザ(JR「岐阜」駅すぐ隣)
内容:開会・オリエンテーション、自己紹介、はじめましてコーナー、昼食、出会いのひととき(フリータイムその1)、家族・付添者研修、出会いのひととき(フリータイムその2)、さよならパーティ。
参加資格:独身の視覚障害者(男女とも20歳〜60歳程度まで)
定員:40名程度
参加費:男性6000円、女性5000円、付き添いは男女とも6000円
問い合わせ先:視覚障害者生活情報センターぎふ 電話058−263−1310 Eメール associa@ocn.aitai.ne.jp



◆「ロービジョンサポートフェア」

目が見えにくくなると、歩行、文字や映像からの情報入手、日常生活、レクリエーションなどのさまざまな困難に直面しますが、少しの工夫や介助、便利な用具を利用することで改善されることもたくさんあります。ロービジョンサポートフェアはこのような情報や用具を紹介するイベントです。
日時:3月15日(土)正午から午後4時まで
会場:神戸市立葺合文化センターと中山記念会館の2会場で同時開催
入場:無料
主な内容:神戸市立葺合文化センター大ホールでは、午後2時15分から3時15分に、先端医療センター病院眼科医・平見恭彦(ひらみやすひこ)氏による医療講演「iPs細胞を用いた網膜再生医療の実現に向けて」があります。中山記念会館内・神戸ライトセンターでは、正午から4時まで、機器展示、便利グッズ紹介販売、ハンドファーム作品展示販売、音声パソコン体験、相談コーナーが設けられます。また、予約が必要ですが、眼科医による個別医療相談、社会保険労務士による障害年金相談、プレクストークリンクポケット体験講習会も行われます。
問い合わせ・申し込み先:神戸アイライト協会 電話078−221−6019(火曜から土曜の午前9時30分から午後4時30分)



◆奥秋曜子の電子レンジ鍋

日本点字図書館録音雑誌「ホームライフ」でお馴染みの料理研究家・奥秋曜子さんが、耐熱食器メーカーと共同で開発したセラミック鍋です。
電子レンジで加熱ムラを起こさず、鍋の中にガス火で加熱したような対流を作り、ジューシーな仕上がりを可能にした商品です。加熱ムラをなくす鍋底の発熱体と、フタと本体上部の外側にある反射膜がおいしさの秘密。
視覚障害者への配慮として、内側に触ってわかる水位線が付いています。電子レンジの他、オーブンやガスコンロでも使用できます。
65種のレシピ付きで、すべてデイジー形式で音声化してあります。肉や魚系のおかず、鍋物、ごはん、麺類、デザートなど、いずれも電子レンジで加熱するという簡単なレシピで作ることができます。日点の男性スタッフが試してみたところ、肉ジャガはほっこりと、ピーマンの肉詰めや酢豚はとてもジューシーに、ごはんはふっくらと仕上げることができたそうです。
外見は、小型で底の深いすきやき鍋のような形で、本体と一体化した3センチほどの持ち手が左右についています。本体が濃い茶色、フタが白です。
鍋の内径は15センチ、重さ1.4キロ、適正容量は700ミリリットル。
価格は税込み6090円。150円の配送手数料がかかります。
問い合わせ先:日本点字図書館用具事業課 電話03−3209ー0751



◆スタンダードチャータード銀行が日本ブラインドサッカー協会と年間契約

スタンダードチャータード銀行は、グローバルで取り組んでいる視覚障害者支援プログラム「Seeing is Believing」の活動の一環として、2011年から大会協賛をしてきた日本ブラインドサッカー協会と、年間パートナーシップ契約を締結しました。
契約期間は、2014年1月1日〜12月31日の1年間。協賛金、行員のボランティア派遣や各種大会での賞品提供などを通じて、日本ブラインドサッカー協会が運営する国内の大会と、目の見える子どもたちに提供する体験学習プログラム「スポ育プロジェクト」の事業を支援します。
スタンダードチャータード銀行在日総支配人のクリストファー・ナイト氏は、「初めてブラインドサッカーの試合を間近で見たときの衝撃と感動は今でもはっきりと覚えています。当行は、回避可能な視覚障害撲滅を目的とした募金活動を行うとともに、地域社会で視覚障害についての意識を高めるべく様々な取り組みに参加・支援していますが、本契約が日本におけるブラインドサッカーの発展および認知向上に少しでも役立つものとなれば幸いです」とコメントしています。



◆「科学へジャンプ基金」に支援を

1月号に掲載しました新聞記事「触れ聴き学ぶ科学」で紹介されていましたイベント「科学へジャンプ」は、視覚障害のある生徒たちに科学の面白さを知る体験・実習や、IT活用による新しい可能性の広がりを感じ取る機会を提供することを目的としています。NPO法人「サイエンス・アクセシビリティ・ネット」が平成20年から始めました。
目が見えなくても適切な工夫をすることによって、化学も含めたさまざまな理科実験や生物観察などを行えるということを生徒も指導者も知ることができます。また、コンピュータを活用することによって晴眼者と共に学び、働くことができることを生徒も保護者も知る機会となり、将来に希望をもつことができます。
この活動は寄付金によって支えられ実施しています。視覚障害のある生徒たちを支援するこの事業を継続させるために、協力してみませんか?
「科学へジャンプ基金」への寄付は、税制優遇措置が得られますので、確定申告を行うことで税金が還付されます。寄付をするには、郵便局・銀行からの口座振込とインターネットからクレジットカードによる送金方法があります。詳しくは、ホームページ http://www.jump2science.org/ に掲載されています。
問い合わせ先:サイエンス・アクセシビリティ・ネット 科学へジャンプ事務局 電話092−821−7344、Eメールoffice@jump2science.org



◆「成年後見制度」視覚障害者に点字で紹介

公益社団法人・成年後見センター・リーガルサポートによって、成年後見制度についてのリーフレット「ご存じですか?成年後見制度 いつもあなたのそばに」の点字版が発行されました。リーフレットには、成年後見制度についての簡単な説明と、相談窓口の紹介がまとめられています。
成年後見制度とは、加齢や病気等で判断能力が不十分になった場合、そのことによって不利益を被ってしまわないように支援するための制度です。
成年後見制度の利用に関心がある、または必要としている方は、最寄りの支部までお尋ねください。支部の電話番号は、京都075−255−2578、大阪06−4790−5643、兵庫078−341−8686、滋賀077−525−1093。
その他の支部の連絡先や団体、制度については、成年後見センター・リーガルサポートのホームページ http://www.legal-support.or.jp/ を参照してください。
点字版リーフレットの問い合わせ先:成年後見センター・リーガルサポート本部 電話03−3359−0541



次は新着情報です。


◆タンデムサイクリング体験会のお知らせ

タンデム自転車は、二人でコミュニケーションを取りながら走る乗り物です。
一人では自転車に乗ることが困難な視覚障害者にとっても、自らの力で走るサイクリングの爽快感を体験し、楽しむことができるのが、このタンデムサイクリングです。
この度、視覚障害者を対象に京都八幡木津自転車道(桂川サイクリングロードおよび木津川サイクリングロード)にて、タンデムサイクリング体験会を開催します。
あなたも自然の中で風を切る喜びを味わい、爽やかな一日を過ごしてみませんか?
日時:3月23日(日)午前10時〜午後3時30分(雨天の場合は、4月13日に順延します)
集合場所:京阪八幡市駅から徒歩10分の背割堤
お問い合わせ:市民ボランティアユニーズ京都 担当大西さん 電話・FAX 075−722−6484、メールshimin-youneeds@kyoto.zaq.ne.jp



◆タートル就労相談会

NPO法人タートルは、視覚障害者が視力低下によって就労が難しくなりはじめたとき、同じ体験をした者が継続就労について親身になって相談を受けて支援しています。
一人で悩まず、まず理解し合える仲間と話してみませんか。
同じような悩みを克服してきた人々の、ノウハウを活かした仕事上のテクニック、職場での人間関係、社会制度の活用等の経験談は、きっと貴重なアドバイスになるでしょう。
日時:3月1日(土)午後1時〜5時
場所:日本ライトハウス情報文化センター4階・会議室4(大阪市営地下鉄四つ橋線「肥後橋駅」北改札から2番出口を出てすぐ左)
内容:タートル相談担当役員による就労継続・再就職などに関わる相談。「Skype」を利用して本部(東京)からも相談担当役員が加わります。
対象:視覚障害で就労に関してお悩みの方、家族、人事労務管理者等
問い合わせ・申込み先:タートル 電話 03−3351−3208  メールアドレス mail@turtle.gr.jp



◆日本基督教団・洛陽教会創立125周年記念コンサートのお知らせ

来る3月21日(金・祝日)の午後2時から、寺町丸太町上ル洛陽教会にて、日本センチュリー交響楽団弦楽トリオによる音楽会が開かれます。
曲目は、バッハ作曲・ゴールドベルク変奏曲です。
入場無料ですが、会場の都合で先着300名までです。

 


 

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