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耳より情報(2015年2月号)  


◆京都府視覚相談会

京都府家庭支援総合センターでは、病気やけがで失明したり、視力・視野障害のため身体障害者手帳をお持ちの方を対象に、日常生活上の悩みに関する相談や、利用可能な福祉制度、福祉機器の紹介などの視覚相談会を実施しています。
最近見えにくくなって、読み書きが不便になったり、階段につまずいたり、足下が不安だったりしませんか? どうぞご相談ください。
日時:3月10日(火)午前10時30分〜午後3時30分まで
会場:八幡市立福祉会館(京阪「八幡市駅」前から、京阪バスで「八幡東浦」下車、徒歩3分)
内容:(1)日常生活での困りごとなどの個別相談、(2)福祉機器の活用やアドバイスなどのロービジョン相談、(3)拡大読書器、ルーペ、便利グッズなどの福祉機器の展示、(4)盲導犬や歩行訓練の体験コーナー
尚、(1)の個別相談は予約制です。個人の秘密は厳守します。
費用:無料
予約・問い合わせ先:京都府家庭支援総合センター障害グループ(電話075−531−9608) 


◆「ピアトーク(視覚障害者の相互支援)」参加者募集

視覚に障害がある人同士で集まって、悩みや不安を語り合い、聴き合い、相互にサポートし合う視覚障害者のみのサロン「ピアトーク」が開催されます。
滋賀県にお住まい又は勤務されている方で、視覚に障害が生じたことでお悩みのある方は、一人で悩まずにご参加ください。
スタッフとして、全盲のピア相談員・田尻みどりさんらがお待ちしています。付き添いの方は別室でお待ちいただきます。
日時:2月24日(火)午前10時30分〜午後2時45分まで
場所:滋賀県立視覚障害者センター(JR「彦根駅」から近江バスで「視覚障害者センター」下車すぐ)
参加費:無料
申し込み締め切り:2月17日(火)
※当日参加も可能ですが、なるべく事前に連絡をお願いします。
申し込み先:滋賀県立視覚障害者センター 担当・丸本さん(電話0749−22−7901) 


◆「神戸ライトサロン」開催

2014年度3回目の「神戸ライトサロン」が開催されます。
見えにくさで困っているけれど誰にも話せない、自分だけかもしれないと悩んでいる方、今の気持ちを思いきって話してみませんか?
今回のミニ講座では、介護保険と障害福祉サービスの関係について、社会福祉士の中尾悦子さんからお話を聞きます。
その後はグループに分かれての交流会があります。
日時:2月14日(土)午後1時30分〜4時30分まで
会場:中山記念会館内 神戸ライトセンター2階
定員:30名(定員になり次第締め切り)
参加費:無料
問い合わせ先:神戸アイライト協会(電話078−221−6019) 


◆就労支援施設「T−JOB」がオープン

社会福祉法人つわぶき会が運営する「T−LABO」は、JR和歌山駅近くの「みその商店街」にあるカフェ&貸しスペースで、2階では障害者福祉事業を行っています。
1階はコーヒー(300円)が飲めるカフェとして、またレンタルスペースとして有料で借りることもでき、障害のある方だけでなく、一般の方も自由に利用できる交流の場となっています。
カフェスペースではパソコンを持ち込んで仕事をしたり、待ち合わせや休憩をするなど、使い方はさまざまです。広いワークスペースでは、勉強会や講習会、音楽のイベントなども開催されています。
そのT−LABOに、障害者が目標を持ち、自分にあった仕事に就くことで社会生活が営めるように、障害者に就職先を紹介する「T−JOB」がオープンしました。
当面は発達障害者が対象ですが、今後は幅広く対応していくそうです。
問い合わせ先:TーLABO(電話073−431−0294)平日の午前10時〜午後7時まで。T−JOB(電話073ー488ー6661)平日の午前9時〜午後5時まで。 


◆もうまく基金の募金活動

もうまく基金は、日本網膜色素変性症協会(JRPS)の活動スローガンである「私たち自らの手で治療法の確立とQOLの向上を!」の理念を礎に、治療法研究者への研究費助成、フォーラム開催、ニュースレター発行などの活動をしています。
もうまく基金の存在と活動を広報し、多くの方々に募金を呼びかけていただけるよう専用の募金箱を製作しています。
この募金箱を常設し、募金活動に協力してくださる企業や店舗を募集していますので、ご紹介、ご仲介ください。
問い合わせ先:もうまく基金事務局(電話03−6459−6663)
また、月刊メールマガジン「もうまく基金ニュース」は、どなたでも無料で配信してもらえます。ご希望の方は「もうまく基金 メールマガジン」のページからお申し込み下さい。
https://occhie3.sakura.ne.jp/mailmagazine/ 


◆障害福祉施設がつくる神戸土産のパウンドケーキ

神戸市の剣菱酒造と洋菓子店「ファクトリー・シン」のパティシエがコラボしてレシピを作り、作業所に通う障害者が製造するパウンドケーキ「Japanese SAKE cake」ができました。
兵庫県産米の日本酒を使用していて、「神戸ならではの新たな定番のお土産に」と期待されています。
製造するのは神戸市須磨区の「友が丘作業所」で、「何度作っても失敗がない」という自信作のパウンドケーキは2種類。
「灘の生一本 くり」は、約10年熟成させた古酒ならではのこくがまろやかなケーキ生地に、優しいクリの甘さが加わった味わい。
「瑞穂黒松剣菱 けし」は、お酒のふくよかさの中に、けしの実の食感がアクセント。
また、パッケージは黒を基調としたおしゃれな包装で、贈り物にもぴったりです。
価格はどちらも税込1490円。神戸市役所2号館の1階にある「神戸ふれあい工房」で販売しています。
問い合わせ先:神戸ふれあい工房(電話078−334−2011) 


◆資生堂「おしゃれなひととき」2014冬109号

「おしゃれなひととき」は、視覚障害者向け美容情報として、資生堂が年4回季節ごとに発行している、雑誌感覚で楽しめる音声コンテンツです。
スキンケア、メーキャップ、ヘアケア、ヘルスケア、ファッションなどのテーマを幅広く扱っていて、資生堂WEBサイトの「資生堂リスナーズカフェ」から、テキストで読んだり音声で聴いて利用できます。
また、「おしゃれなひととき」のCDは全国の点字図書館に寄贈され貸し出しているほか、「にってんデイジーマガジン」にも掲載されています。
109号の主な内容:季節の花・ハボタンを紹介する「花時間」、エイジング対策のお話などの「季節の美容情報と商品情報」、ローヤルゼリーの紹介とレシピの「ヘルスケアとおすすめの情報」など。
URLは、https://www.shiseido.co.jp/listener/html/
または「資生堂リスナーズカフェ・トップページ」で検索してください。 


◆朗読CD「宮古島の民話百選」

沖縄県宮古島在住の視覚に障害を持つ國仲智江子さんが、かたりべ出版「宮古島の民話百選(上)」のCD化を実現しました。
國仲さんは、市指定のゴミ袋を視覚障害者や高齢者にも開けやすいよう、開け口にプレス機で小さな丸い凹凸の帯を付け、開け口が分かりやすくビニール同士がくっつかない工夫をした点字方式ワンタッチ開口を考案するなど、福祉分野で活躍しています。
「宮古島の民話百選」は、「宮古民話の会」が地域の高齢者などから聞き取った宮古島の民話約2500話の内100話を厳選。
島のオジー、オバーから聞いた民話は島の共有財産であり、子どもたちにも伝えていきたい宝物です。
宮古方言から共通語に書き換えて、2013年に50話を集録した「上」が、昨年末に残り50話を集録した「下」が出版されました。
國仲さんは宮古島の民話を視覚障害者にも知ってもらいたいとの思いから、沖縄点字図書館に働きかけ、ボランティアの協力で朗読CD化しました。
下巻もCD化される予定です。
この「宮古島の民話百選(上)」は「サピエ図書館」に収蔵されていますので、データをダウンロードして聴くか、点字図書館に申し込んでCDを貸し出してもらうことができます。 


◆携帯型電子ルーペ「ズームポケット」

「ズームポケット」は、軽量・コンパクト・簡単操作の多機能な電子ルーペです。
手軽に見にくい文字を拡大して見ることができ、自宅のテレビに接続すればさらに見やすくなります。
倍率は2倍〜16倍で切り替え可能、色変更やコントラスト調整、画像固定ができます。
液晶画面のサイズは3.5インチ。外形寸法は、幅115ミリ、奥行き78ミリ、高さ25ミリで、重さは150グラム。
リチウムバッテリーは約3時間の充電で、4時間連続使用できます。
価格は税込み38800円。
問い合わせ先:アメディア(電話03−6915−8597) 


◆プレクストークPTN2標準小売価格の変更

デイジー図書を楽しむための簡単操作を実現した再生専用機プレクストークPTN2は、標準小売価格35000円でしたが、昨今の急激な円安による海外からの部品調達コスト上昇のため、4月1日より48000円に値上がりします。 


今月の耳より情報は以上です。


 

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