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耳より情報(2015年6月号)  


◆京都府立視力障害者福祉センター「夏の体験見学会2015」

視覚に障害があり、あんま・はり・きゅうの免許取得に興味のある方は、体験してみませんか?
参加者には、過去の「入所試験問題」とセンターに関する「Q&A集」が贈られます。
日時:7月30日(木)午前10時から受付、10時30分開始
会場:京都府立視力障害者福祉センター(京都市バス「糺ノ森」下車すぐ)
内容:10時30分から施設紹介、11時45分からセンターの昼食体験(メニューはとんかつ)、12時30分から体験コーナー(あんま・はりの実習体験、パソコン用画面読み上げソフトの紹介、施設・宿舎見学など)、1時30分から個別相談
料金:無料
参加対象者:身体障害者手帳(視覚障害)を交付されている方、または交付見込みの方で、あんま・はり・きゅうの免許取得に興味のある方
申し込み締め切り:7月23日(木)まで。但し、希望者多数の場合は早めに締め切ることがあります。
問い合わせ・申し込み先:京都府立視力障害者福祉センター(電話075−722−8203、メール siryokutaiken@ksj.or.jp) 


◆「4しょく会」春のイベント

今回のテーマは、「先が見えない時代をどう生きるのか 「高い志」「仲間との架け橋」「がむしゃらな実行力」を育むために」。
21世紀は先が見えない時代です。政治・経済の混迷、環境問題、グローバル化の進展と国際紛争、等々。
こんな時代こそ、目先の状況に惑わされない視覚障害者が存在感を発揮できるのではないでしょうか。
視覚障害者が暮らしやすい社会を創ることを目標にしている「4しょく会」が今回お招きするのは、視覚障害者支援総合センターの理事長・高橋実さんです。
ご自身の体験談や後輩たちへの熱き思いをたっぷり語っていただきます。
日時:6月20日(土)午後1時30分〜5時まで(受付は1時から)
会場:長岡京市中央生涯学習センター・市民ギャラリー(JR長岡京駅前)
参加費:会員及び学生300円、非会員500円
※イベント終了後、会場近くにて懇親会が開催されます。希望者はご参加ください(会費4000円程度)。
参加申し込み:6月12日(金)までに電話かメールで。電話は、平日の午後9時〜11時、または日曜の午前10時〜午後11時の間に、佐木さん(080−2527−9383)へ、。メールは、jasmine@hcc5.bai.ne.jp へ。 


◆JRPS滋賀県支部のびわこ箱館山ゆり園散策

冬はスキーで知られるびわこ箱舘山に夏限定で開園するゆり園は、約50種類、250万輪もの色とりどりのユリが咲き誇ります。
ゴンドラで行く標高627メートルのゆり園を散策します。
雨天の場合は現地で交流会をします。
日時:7月11日(土)午前10時〜午後3時まで
集合:JR近江今津駅に10時
持ち物:お弁当、お茶、敷物、障害者手帳、雨具
費用:920円(ゴンドラ・ゆり園入場料)
申し込み締め切り:7月4日(土)
問い合わせ・申し込み先:JRPS滋賀県支部の藤本さん(電話080−1507−0663) 


◆神戸ライトサロン開催

神戸ライトサロンは、見えない・見えにくい方や、ご家族、医療・福祉関係者、などが集まって、自由な雰囲気の中で交流をするイベントです。
今回の講座は「就労」をキーワードとして、視覚障害当事者からお話を伺います。
日時:6月20日(土)午後1時30分〜4時30分まで
会場:中山記念会館内2階(阪急「春日野道」駅から徒歩約10分)
内容:
第1部は、1時30分からミニ講座「せっかく目が見えにくくなったので、生き方を変えました」講師・山口毅氏(歯科医師、デイサービスセンター百歳倶楽部勤務)。
第2部は、2時45分から小グループに分かれての交流会。
参加費:無料
定員:30名(スペースの関係上、事前予約制です)
参加申し込み・問い合わせ先:神戸アイライト協会(電話078−252−1912)。申し込みの際には、氏名・お住まいの地域・連絡先・視覚障害等をお知らせください。 


◆視覚障害者就労支援チャリティーコンサート「琵琶のひびきに出あう会」

視覚障害者を支援するNPO法人ブライト・ミッションが運営をしている町屋カフェ・さわさわで、琵琶のコンサートが開催されます。
筑前琵琶の繊細かつ高く響く音色をお楽しみください。
会費は寄付として、全額が視覚障害者就労支援の活動に活用されます。
日時:6月13日(土)午前11時〜12時30分まで
場所:町家カフェさわさわ2階(京都市営地下鉄東西線「京都市役所前」駅下車、ゼスト御池9番出口から徒歩3、4分)
会費:1口500円から
演奏者:筑前琵琶日本橘会・谷口旭佳師範と会員の重田旭照手さん
演目:本能寺、那須与一(平家物語より扇の的)、壇ノ浦秘曲(平家一門の最期)
問い合わせ先:町家カフェさわさわ(電話075−744−1417) 


◆HOTPOTの会

きんきビジョンサポート(KVS)は、近畿圏を中心に、視覚に障害のある方々をサポートするNPO団体で、ロービジョンや白杖の講座、KVSサロンの開催などの支援活動を行っています。
先月ご紹介した「KVSサロン」の他に「HOTPOTの会」も開催しています。この会は、働く視覚障害者や働く準備をしている視覚障害者の仲間が楽しく過ごせる会で、いろいろな世代の男女が参加しています。
6月のHOTPOTの会は、6月19日(金)午後7時からで、講師は日本ライトハウス情報文化センターの岡田弥さん。KVSサロンは、6月21日(日)午前10時から開催されます。テーマは「今どきの結婚式」。
どちらも会場は、日本ライトハウス情報文化センターです。
詳細は、きんきビジョンサポートまでお問い合わせください。
問い合わせ先:きんきビジョンサポート(電話070−5504−2539、またはメール info@kvs.cc) 


◆ユニバーサルデザイン仕様「ヒラメキゲーム」

頭脳を活性させるボードゲーム「ヒラメキゲーム」は、一枚の紙を蛇腹に折って本の形に仕上げられていて、ゲーム盤と使用する駒が付いています。
表の面にはマンガと図解、折り返した裏の面には英語で遊び方の説明が書かれています。
また点字も併記されていて、ユニバーサルデザイン仕様になっています。
よく知られている○×ゲームと似たルールの「1・2・3ならべ」は、先に自分のコマが1・2・3の順に並べば勝ちになるルール。
この1・2・3ならべを応用した「4マス1・2・3ならべ」、有名なダイヤモンドゲームによく似たルールの「跳んで点取りゲーム」の3つのゲームで遊べます。
2人で対戦するゲームで、小学生以上なら誰でも簡単に楽しめます。
点訳されていない「4マス1・2・3ならべ」は、日本点字図書館わくわく用具ショップが点訳して、本に添えています。
価格は1080円。大きさは、横約17センチ、縦19センチ、厚さ9センチ。
問い合わせ先:日本点字図書館用具事業課(電話03−3209−0751) 


◆おしゃべり熱中症計

日本気象協会が株式会社デザインファクトリーと共同開発した「おしゃべり熱中症計」は、夏は熱中症計として、冬は風邪ひき指数計として、今いる環境の危険ランクや気温・湿度などを光と音声で伝えます。
「熱中症予防のPR大使」として活躍しているマスコットキャラクター「熱中くん」をモチーフにしたしずく型のかわいいデザインです。
危険度は、熱中症が「ほぼ安全」「注意」「警戒」「厳重警戒」「危険」の5段階、風邪が「ほぼ安全」「注意」「警戒」「厳重警戒」の4段階です。
例えば「気温35度、湿度70パーセント。危険!こまめに水分を取ってね」などと、環境の危険ランクが高い時にはその対策のワンポイントアドバイスをランダムでおしゃべりします。
熱中症対策は12パターン、風邪対策は10パターンあります。
計測は10分おきで、熱中くんの頭を「ぽん」とタッチしても知らせてくれます。
音量は、側面にあるボタンで大・小・切るから選択できます。また反対側の側面には、熱中症と風邪ひき指数を切り替えるボタンがあります。
色は白で、本体サイズは、高さ8.4センチ、幅・奥行き6センチ、重さ60グラム。電源は単4アルカリ電池2個(別売り)です。
東急ハンズやAMAZON、楽天市場などで取り扱っていて、価格は3800円前後です。
問い合わせ先:デザインファクトリー(電話03−5821−3236) 


今月の耳より情報は以上です。


 

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