耳より情報(2015年12月号)
◆第41回視覚障害者福祉啓発事業「あい・らぶ・ふぇあ」
2016年1月に京都ライトハウスが開催する「あい・らぶ・ふぇあ」のテーマは、“見えない・見えにくい人のくらし 楽しいアイディア41”。
視覚障害者の日常生活の工夫や道具を紹介する体験ツアーや、ステージ発表、小学生の絵画コンクールなどを通じて、見えにくいことへの理解を深めていただくための行事です。入場は無料です。
点字をイメージしたキャラクター「The Dot’s(ザ・ドッツ)」も登場する予定です。
日時:2016年1月15日(金)〜18日(月)午前10時〜午後6時(最終日のみ5時まで)
会場:大丸京都店6階イベントホール
問い合わせ先:あい・らぶ・ふぇあ実行委員会(電話075−462−4400)
◆兵庫県難病連医療相談会 in 明石
日時:12月20日(日)午後1時〜4時
場所:明石市立産業交流センター研修室(JR「大久保駅」南口すぐ)
講師:ししだ眼科クリニック院長・宍田克己先生
演題:「最近のロービジョンケアに関する話題について」
申し込み・問い合わせ先:JRPS兵庫県支部の伊藤さん(電話080−2446−8068、またはメール jrpshyogo@gmail.com)
◆きんきビジョンサポートのKVSサロン
日時:12月20日(日)午前10時〜12時
会場:日本ライトハウス情報文化センター
テーマ:「教えて!マイナンバー」
参加費:500円
問い合わせ先:きんきビジョンサポート(電話070−5504−2539、
またはメール info@kvs.cc)
◆日本ライトハウス職業訓練部オープンデー
日本ライトハウス視覚障害リハビリテーションセンターでは、視覚障害者を対象に、大阪障害者職業能力開発校からの特別委託訓練として職業訓練を行っています。
職業訓練の紹介とともに、NPO法人タートルの協力による就労についての相談会が企画されました。
職業訓練に関心をお持ちの方だけではなく、就労についての悩みをお持ちの方もどうぞご参加下さい。
参加は無料です。
日時:2016年1月16日(土)午後1時〜4時30分
会場:日本ライトハウス視覚障害リハビリテーションセンター(JR学研都市線「放出駅」から徒歩約15分)
※放出駅前から送迎車が12時30分発と45分発の2便運行されます。
内容:日本ライトハウスの紹介、職業訓練授業見学、タートルの活動紹介、職業訓練部入校相談、タートルによる就労相談
申し込み締め切り:2016年1月8日(金)
問い合わせ・申し込み先:視覚障害リハビリテーションセンター職業訓練部(電話06−6961−5521)
◆中山視覚障害者パソコン講習・応用コース
視覚に障害がある方を対象とした、音声パソコンを操作してオリジナルCDの作り方を学ぶ応用コースの講習会です。
講習は録音OKですので、自宅で作成するときも安心です。
日程:2016年1月16日、23日、30日(いずれも土曜日)の全3回
開催時刻:午後1時〜4時
会場:中山記念会館2階多目的室(阪急「春日野道駅」または神戸市営地下鉄「新神戸駅」から徒歩10分)
講習内容:ウィンドウズメディアプレーヤーを使用して、CDから音楽を取り込み、お気に入りを集めたオリジナルCDの作成をします。
持ち物:お気に入りのCDを5、6枚程度と書き込み用のCD−Rを5枚。CD−Rをお持ちでない方は、1枚50円で購入できます。
参加費:2000円
定員:5名
問い合わせ・申し込み先:神戸アイライト協会(電話078−252−1912)
◆日点わくわく用具ショップ新商品
「軽量特大折りたたみ傘」
軽くて、2人入っても大丈夫な直径120センチの特大折りたたみ傘です。
親骨は70センチ、傘骨は8本で丈夫なグラスファイバー製です。
3段折りで、折り畳むと長さ約30センチとコンパクトになります。
優れた撥水・防汚加工の日本製です。
ボタンホックで掛けられる便利な傘袋付きで、傘袋は骨を折りたたんだ状態でも、骨を伸ばした状態でも収納することができます。
色はグレーとネイビーがあり、販売価格は3565円です。
「指先が出るやわらか手袋」
日点・わくわく用具ショップと手袋メーカーが企画・製作した日本製のオリジナル手袋は、昨年大変好評でした。
今年はデザインを変更し、サイズも増やしてリニューアルしました。
S、M、Lの3サイズとなり、それぞれ柄が入っています。
両手の親指、人差し指、中指の指先の横に切れ目があり、手袋をはめたまま指先を出すことができます。
通勤・通学時、携帯電話操作時、お買い物の際など、様々なシーンで便利に使えます。
Sサイズは高さが19センチ、色は紺か赤で、白い雪の柄が入っていて、手首の端は白のラインになっています。
Mサイズは高さが21センチ、色はグレーかベージュで、グレーには白い鹿の柄が、ベージュには茶色の鹿の柄が入っています。
Lサイズは高さが23センチ、色は黒で、白い雪の柄が入っていて、雪の柄の上下にある赤のラインがアクセントになっています。
素材はアクリル、ナイロン、ポリウレタンの混紡糸で、軽くて柔らかく、チクチクしません。手袋をはめた瞬間、ふんわりとした温かさに包まれます。
洗濯は、中性洗剤で手洗いしてください。販売価格はいずれも1970円。
以上2点の問い合わせ先:わくわく用具ショップ(電話03−3209−0751)
◆支え杖「けい楽」
「けい楽」は、視覚障害と下肢障害のある方や、歩くときや立ち上がるときなど杖の支えが必要な方用の、身体を支えられる軽金属製の白杖です。
体重70キロ以下の方にお勧めです。
グリップはしっかり握れるL字型で、ストラップが付いています。杖の先のゴムは交換できます。
長さは73センチ〜98センチまで、約2.5センチ間隔で調節が可能です。
調節方法はプッシュボタン式で、ワンタッチで簡単に操作できます。
価格は5400円、非課税です。
問い合わせ先:日本ライトハウス情報文化センターサービスフロア(電話06−6441−0039)、またはジオム社(電話06−6463−2104)
◆書籍「不可能を可能に 点字の世界を駆けぬける」
日本点字図書館理事長の田中徹二氏が、大学入学後に失明してから今日までを振り返り、はじめて1冊のエッセイにまとめました。
田中氏は、音声デジタル図書のネットワークを創り、駅ホームの転落防止柵設置に尽力。
日用品に点字の説明をつけることや、道路の点字ブロックのありかたにも携わってきました。
どんなときもフットワーク軽やかに挑戦してきた様子を描く、躍動感あふれるエッセイです。
サピエ図書館から音声デイジー、テキストデイジー、点字データのいずれもダウンロードできます。
「不可能を可能に 点字の世界を駆けぬける」田中徹二著、岩波書店刊、本体価格780円
◆新たに「マイナンバー総合フリーダイヤル」が開設
住民票を有する全ての人に、12桁のマイナンバー(個人番号)が記載された「通知カード」が、市区町村より簡易書留で届けられています。
このマイナンバー制度に便乗した詐欺や不審電話などが増えています。
「マイナンバーの手続きのために口座番号を教えて欲しい」「マイナンバー導入に伴い個人情報を調査している」などの不審な電話には、絶対に応じないようご注意ください。
少しでも不安を感じたら、すぐに消費者ホットライン(電話188)や警察などにご相談ください。
また、新たに無料の「マイナンバー総合フリーダイヤル」が11月に開設されましたので、こちらもご利用ください。
マイナンバー総合フリーダイヤル:0120−95−0178
「通知カード」「個人番号カード」に関することや、その他マイナンバー制度に関することは、音声ガイダンスに従って、お聞きになりたい情報のメニューを選択してください。
一部IP電話等でこのダイヤルに繋がらない場合、マイナンバー制度に関することは050−3816−9405、通知カード・個人番号カードに関することは050−3818−1250へ。
但し通話料がかかります。
◆京都市営地下鉄「京都駅」で可動式ホーム柵供用開始
京都市交通局では、地下鉄ホームからの転落や列車との接触を防ぎ、安心して地下鉄が利用できるよう、乗客が多く混雑する京都駅・四条駅・烏丸御池駅の3駅への可動式ホーム柵設置に取り組んできました。
烏丸御池駅は昨年12月から、四条駅は今年10月から供用されていましたが、京都駅でも12月12日から供用が開始されます。
問い合わせ先:京都市交通局・高速鉄道部技術監理課(電話075−863−5233)
◆スターバックス コーヒー「Book For Two」キャンペーン
コーヒーショップのスターバックス コーヒー ジャパン株式会社が、今年も「Book For Two(ブック フォー トゥー)」キャンペーンを行なっています。
今年で7回目になる「Book For Two」とは、利用しなくなった本をスターバックスの店舗に持ち込むと、専門家による査定・買取のあとに、その買取金額全額が日本点字図書館に寄付され、録音図書の製作に役立てられるというキャンペーンです。
期間:12月1日(火)から12月25日(金)まで
対象:一般書籍、洋書、CD、DVD等で、新聞・雑誌、公序良俗に反するものは除きます。
実施店舗:全国で731店舗(実施していない店舗もありますので、お近くのスターバックス店でお尋ねください)
今月の耳より情報は以上です。
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