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耳より情報(2016年2月号)  


◆「出会いセミナー2016」

大阪市視覚障害者福祉協会(通称・大視協)の青年部では、20歳以上から概ね50歳までの方を対象に、出会いセミナーを実施します。
このセミナーは、自分自身と向き合い、本気で将来のことを考えていくと共に、色々なことに気づいていくことを主眼に、参加者が互いに交流する中で出会いを見つけてもらえればと企画されました。
昨今よく開催される「お見合いパーティー」のように、単に男女のマッチングをおこなうことのみが目的ではありません。趣旨をご理解の上、ご参加ください。
直接他の参加者の個人情報を聞き出すなどの行為は禁止されており、主催者が本人の承諾を得た上でお知らせすることになっていますので、安心してご参加ください。
「バツイチで子供もいるし、いまさら出会いなんて…」と思っている方や「いまさら彼氏、彼女なんか…」と考えている方、参加してご縁の大切さを感じてみましょう。
日時:3月26日(土)午後1時集合〜27日(日)正午解散
場所:大阪コロナホテル(JR「新大阪駅」東口より徒歩2分)
講師:ファシリテーター・原由紀子氏、産業カウンセラー・丸谷賢司氏、ゲスト講師・福本大輔氏、福本聖子氏
参加費:10000円
定員:男性6名、女性6名
申し込み:2月9日〜15日まで
主な日程:
3月26日午後1時15分から開会式、1時30分からセミナー1、セミナー2「自分を見つめ磨き新たな一歩を」、マッチングカード提出、7時から懇親会。
27日午前8時30分からセミナー3「前日の復習など」、自由時間、セミナー4「経験者が伝えたいアットホーム」、11時30分から閉会式
詳しくは、大視協のホームページをご覧ください。http://www.daishikyo.org/j/j1601/6.html
問い合わせ・申し込み先:大視協(電話06−6765−5600) 


◆さわさわの胡麻ネットショップ

NPO法人ブライトミッションが運営する「町家カフェさわさわ」で販売されている人気の胡麻商品が、ネットでも購入できるようになりました。
視覚障害者を含むさわさわのスタッフが、京都の「胡麻専門店ふかほり」の最上級の金ごまを丁寧に杵と臼を使って手つきし、ブレンド・袋詰め・ラベル貼りをして商品に仕上げています。
香り高い「金つきたてごま」のほか、鼻に抜ける山椒の香りが食欲をそそる「胡麻山椒」、ごまと京七味のコラボ「香椒七味」、常備菜におすすめの「金胡麻いわし」は、いずれも500円。
パスタやお鍋のつけだれとしても大活躍の「京の万能ごまだれ」は1000円。芸能人のお取り寄せグルメとしても紹介された人気の「ゴマシュガー」550円は、プレーン・シナモン・しょうがの3種類があり、おいしい胡麻シュガートーストが自宅で手軽にできます。
どれにしようか迷ったときは、詰め合わせ「ご飯がすすむセット」3000円や、「さわさわ全部入りセット」4650円もあります。
「さわさわの胡麻」で検索してください。
URLは、http://sawa38sawa38.cart.fc2.com/
店頭やFAX・メールでも今まで通り注文できます。
問い合わせ先:町屋カフェさわさわ(電話075−744−1417、メール sawasawa@brightmission.org) 


◆視覚障害者向けゲーム「ダッタカモ文明の謎」

見えない人も見える人も一緒に遊べるゲームを開発しているゲームデザイナー濱田隆史さんが、「アラビアの壺」に続き、第2弾のボードゲーム「ダッタカモ文明の謎」を制作しました。
このゲームは、火山の大噴火で滅んだ「ダッタカモ文明」の駒が発掘されたという設定で、博士役と生徒役に分かれて行う、手の触覚を使った連想ゲーム。
陶器製の駒は12種類あり、博士役は巾着袋の中の駒を一つ触ってどんなものかを想像し、生徒役は質問しながら、博士役が最初に触った時に想像したモノを当てるという。
たとえば、三角形の駒の場合、博士役が最初に触った時に「ピラミッド」と想像したら、その駒を袋から取り出して参加者が見たり触ったりできる所に置く。
生徒役は、博士役に「食べ物ですか」「大きいですか」などと質問していき、ピラミッドと当てればその駒を手に入れることができる。
勝敗よりも、連想の面白さや会話を楽しむパーティーゲームです。
今回のゲームの開発にあたり、製造にも障害者に関わってもらおうと、重度障害者が陶芸を行っている「生活介護事業所デイセンターふれあい」(東京都武蔵野市)にゲームの駒の製造を依頼。
視覚障害がある「ふれあい」の利用者は、駒の見本を触って形を覚え、手際よく粘土を丸めて駒を作っていて、「自分たちの作った駒を使って遊んでもらえるのはやりがいがある」と話しています。
駒1個あたり22円の報酬を得ることができるそうです。
ホームページ(http://gift10.net)で販売。 


◆見えない・見えにくい方の福祉機器展

滋賀県で福祉機器を触って試すことができる良い機会です。全国から業者が集まり、最近の情報も得られます。
日常生活に不便を感じている方は、この機会にぜひご参加ください。入場は無料で、申し込みは必要ありません。
日時:2月28日(日)午前11時〜午後7時、29日(月)午前10時〜午後4時
会場:ビバシティ彦根2階ビバシティホール(JR「南彦根駅」東口より徒歩約3分)
展示コーナー:音声や見やすい表示の生活用品、音声ガイド付きの家庭電化製品、本や書類を画面に大きく写したり、音声で読み上げる読書器、白杖、ルーペ、まぶしさを抑える眼鏡など
相談コーナー:見えない・見えにくいことで生活に不便を感じる方へ、視覚障害者が直接相談に応じます。
問い合わせ先:滋賀県視覚障害者福祉協会(電話0749−24−7238) 


◆神戸アイライト協会「ロービジョンサポートフェア」

3月12日(土)正午〜4時まで、2会場で同時開催され、参加は無料です。
神戸市立葺合文化センター大ホールでは、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員・三宅琢氏による講演「iPad、iPhoneを用いた新しいビジョンケア」。
中山記念会館では、機器展示・便利グッズ紹介・音声パソコン体験・ロービジョンや年金の相談など。尚、年金の相談のみ予約が必要です。
予約・問い合わせ先:神戸アイライト協会(電話078−252−1912) 


◆中山・KLCコンサート2016

見えない人、見えにくい人、見える人が一緒に音楽を楽しみ、クラシックを身近に感じていただける音楽会です。
日時:3月25日(金)午後1時開場、1時30分開演
会場:兵庫県立芸術文化センター・神戸女学院小ホール(阪急「西宮北口駅」南改札口からデッキ通路で直結、徒歩2分)
出演者と曲目:
中山視覚障害者福祉財団奨学生の前川裕美さん(ピアノ・ボーカル)による「スノーマン」の挿入曲「ウォーキング・イン・ジ・エア」、「オペラ座の怪人」メドレー。
福田正人さん(ピアノ)によるショパンのエチュード「革命」とバラード第3番、ベートーヴェンのピアノソナタ第14番「月光」。
そしてゲスト出演の井戸柄里さん(ヴァイオリン)と鈴木華重子さん(ピアノ伴奏)によるベートーヴェンのヴァイオリンソナタ第5番「春」、サラサーテのチゴイネルワイゼン、マスネのタイスの瞑想曲など。
入場:無料ですが、予約が必要です。2月1日より既に受付が始まっていますので、お早めにお申し込み下さい。座席番号は選べません。
申し込み先:KLC運営協議会(電話080−4024−6664) 


◆ブラインドノルディックウォーキング in 明石公園

2本のポールを使って歩く「ノルディックウォーキング」を視覚障害者と健常者が一緒に楽しみます。
主催は、視覚障害者を支援しているNPO法人ウエルネスハートで、代表理事の石井美弥子さんは中途視覚障害者ですが、ご自身が体験したとき視覚障害者でも快適に歩けることに感激し、開催を決めました。
開催日時:毎月1回、第2火曜日の午後1時30分〜4時
場所:明石公園(JRまたは山陽電鉄の「明石駅」北側)
料金:ストックレンタル料300円、参加費1人1000円、予約が必要です。
また、ウエルネスハートでは、見えにくい人の心の相談やピアサポーター養成、ウエルネスストレッチ、音声パソコン講座、講演会などの事業も行っています。
予約・問い合わせ先:ウエルネスハート(電話078−918−6124) 


◆硬貨6種類が仕分けられるコインホームと専用ケース

長年の定番商品だった「小銭入れ」が昨年末に販売終了となり、これに代わって登場したのがプラスチック製の「コインホーム」です。
長方形のプレートの両サイドに3か所ずつ丸いくぼみがあるコンパクトサイズのコインケースです。
このくぼみに6種類の硬貨を分けて収納でき、1円の隣は10円、その隣は100円。1円の反対側が5円、5円の隣は50円、その隣が500円です。
わくわく用具ショップのオリジナル加工として1円を収納する部分に薄いシールが貼られています。
色はオレンジと黒の2種類あり、税込み価格1000円です。
併せて利用できる専用のコインホームケースもあり、コインホームを三つ折にくるっと巻き込む形状で、キーケースのような作りです。
ケースの真ん中部分にマジックテープでコインホームを留めて使います。マジックテープは付属の両面接着テープで貼り付けます。
ケースの内側には蓋付きのポケットと蓋のないポケットがあり、カードやお札を折って入れられます。また、ストラップを通す穴が開いています。
素材はナイロン製で、色は黒のみ。税込み価格2900円です。
コインホームとケースを同時に購入する場合、ケースにコインホームがセットされています。セットを希望されない場合は注文時にお伝えください。
問い合わせ先:日本点字図書館わくわく用具ショップ(電話03−3209−0751) 


今月の耳より情報は以上です。


 

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