耳より情報(2016年9月号)
◆日本ライトハウス展・全国ロービジョンフェア2016
今年は、36社、200点以上の用具・電子機器が展示され、一部販売もあります。
初出展の「網膜走査型レーザアイウェア」やスマホの最新アプリ、弱視者用グッズなど新商品も紹介。
スマホ・タブレットの体験コーナーや盲導犬ふれあいコーナーもあります。
また、メインステージでの「話題の人・注目のテーマが結集」も楽しみです。
テーマは、15日が高橋政代氏「網膜再生医療の最新情報」、和田伸也氏「リオ・パラリンピック報告とこれからの挑戦」、原田敦史氏「2つの大震災の支援を経験して」。
16日が、桂文太氏「中途失明を乗り越えて盲導犬と笑いを届ける落語家」、岸博実氏「自分らしさと点字器の歴史」、森下清文氏「眼科の新しい流れ」。
お話はそれぞれ1時間です。
両日とも午後3時から豪華賞品が当たる抽選会が開かれます。
出展内容を詳しく紹介した「ガイドブック」(点字、音声デイジー、大きめの活字、Eメール版のいずれか)を事前に無料で送ってもらえます(発送は10月初旬の予定)。
日時:10月15日(土)と16日(日)の午前10時〜午後4時
会場:難波御堂筋ビル7階ホールと8階大会議室(大阪市営地下鉄「なんば駅」中改札から徒歩1分、なんば駅13番出口からエレベーター直結)
入場:無料
問い合わせ及びガイドブックの申し込み先:日本ライトハウス情報文化センター・サービス部(電話06−6441−0039)
◆名古屋盲人情報文化センター「耳より用具展2016」
14社が出展する視覚障害者のための機器展示会が名古屋で開催されます。正面玄関前では中部盲導犬協会による盲導犬歩行体験が開催され、会議室では午前11時からと午後1時からの2回、よし笛の生演奏もあります。また1階ロビーではインド料理店が出店し、キーマカレーやサモサなどの食事もできます。
日時:9月25日(日)午前10時〜午後3時30分
会場:名古屋盲人情報文化センター(名古屋市営地下鉄名港線「港区役所駅」1番出口・エレベーター出口より徒歩8分)
入場:無料
問い合わせ先:名古屋盲人情報文化センター(電話052−654−4521)
◆京都府立視力障害者福祉センター「秋の体験見学会2016」
視覚に障害があり、あんま、はり、きゅうの免許取得に興味のある方を対象に、あんま・はりの実習体験、パソコンを利用した学習方法の紹介、施設内見学などの内容で、体験見学会が開催されます。
また、施設利用に関する個別相談コーナーもあります。
参加者には過去の「入所試験問題」とセンターに関する「Q&A集」が進呈されます。
日時:10月11日(火)午前10時30分から(受付は10時から)
会場:京都府立視力障害者福祉センター(京都市バス「糺ノ森」下車すぐ)
内容:午前10時30分から施設紹介、11時45分からセンターの昼食を体験(メニューは春巻きと肉団子)、12時30分から体験コーナー(あんま・はりの実習体験、パソコン用画面読み上げソフトの紹介、施設・宿舎内見学など)、午後1時30分から個別相談。
参加費:無料
申し込み締め切り:10月4日(火)
問い合わせ・申し込み先:京都府立視力障害者福祉センター(電話075ー722ー8203、体験見学会専用メール siryokutaiken@ksj.or.jp)
◆中山視覚障害者パソコン講習会応用コース
視覚に障害がある方を対象とした、音声パソコンを操作して読書の楽しみ方を学ぶ応用コースの講習会です。講習は録音することもできます。
講習内容:インターネットでサピエ図書館の本や映画を楽しむ方法と、操作が簡単な「My Book」の紹介
開催日時:10月8日、22日、29日(いずれも土曜日、全3回)の午後1時〜4時
受講費:2000円
受講資格:視覚に障害がある方で、兵庫県在住、初受講の方を優先(県在勤、県在学の方はご相談ください)
会場:中山記念会館2階の多目的室(阪急「春日野道駅」から北西へ、または神戸市営地下鉄「新神戸駅」から南東へ、徒歩約10分)
申し込み先:神戸アイライト協会(電話078−252−1912)
◆きんきビジョンサポートの「白杖基礎講座」
白杖は役所に申請して手に入れたものの、使い方が分からないし、持っていても邪魔になると家に置いたままになっている方、まだ持ちたくはないけれど一度体験しておきたいという方、以前に習ったけれど使っていないのでもう一度体験したいという方、歩行訓練士による講座に参加してみませんか?
白杖の持つ意味・種類・持ち方・基本的な振り方などを学ぶ基礎講座で、階段昇降の際の使い方では実際に階段で歩きながら練習を行います。
少人数のグループで行い、白杖をお持ちでない方は貸してもらえます。
日時:10月2日(日)午前10時〜12時30分
場所:日本ライトハウス情報文化センター及び肥後橋周辺(大阪市営地下鉄四つ橋線「肥後橋駅」2号出口すぐ、または京阪中之島線「渡辺橋駅」から徒歩3分)
参加費:3000円
対象者:視覚に障害をお持ちの方4名程度
申し込み:参加希望の方はメールの件名に「白杖講座参加」と書いて、本文に参加者のお名前をお書きください。メール info@kvs.cc
◆京都府南部サテライト事業「集まって、楽しく学びましょう」
京都府南部にお住まいの視覚に障害のある方を対象に、相談や情報提供、点字・パソコン・プレクストーク・白杖の使い方などの訓練を実施します。
また、午後にはテーマを掲げて学習する参加自由のサロンも開催します。参加は無料ですが、申し込みが必要です。
日程及び会場:9月21日(水)が長岡京市産業文化会館3階会議室、9月28日(水)が宇治市の山城北保健所大会議室
スケジュール:午前10時30分〜12時は個別相談や各種訓練、午後1時〜3時は点字体験
問い合わせ及び申し込み先:京都ライトハウス鳥居寮(担当・京極さん、電話075−463−6455)
◆JRPS大阪の「じょうぶん寄席」 ◆ポケットサイズの音声電波クロック「ポケットトーク」 ◆第40回記念全国盲人将棋大会参加者募集 今月の耳より情報は以上です。
「トップに戻る」
JRPS大阪の「RP・文芸館」は、様々な文芸作品の朗読や落語などを楽しむ集まりで、奇数月の第3土曜日に開催されています。
「じょうぶん寄席」は関西大学・落語研究会OB等による落語会で、4ヶ月毎に開催されます。
今回の演目は、「ちりとてちん」「強情」「青菜」「竹の水仙」です。
日時:9月17日(土)午前10時30分〜12時
会場:日本ライトハウス情報文化センター4階会議室
参加費:無料
問い合わせ先:JRPS大阪事務局の松本さん(電話090−7343−8980)
「ポケットトーク DA208K」は、セイコークロック社製の時刻や日付を音声でお知らせする薄型の電波時計で、時刻合わせが不要です。
縦108ミリ、横67ミリ、厚さ10ミリ、重さ70グラムのポケットに収まるサイズで、携帯に便利です。色は黒のメタリック塗装。
時刻や日付のほかにも、時報、時刻を12時間制と24時間制への切り替え、音声を日本語と英語に切り替え、1分毎に15分間現在時刻を音声で知らせるオートスピーキング、アラームの機能が付いています。
リチウムボタン電池使用で、電池寿命は約1年です。ソフトカバーと取扱説明書の音声CDが付いています。希望者には点字の取説も用意されています。
価格は7000円で、日常生活用具給付等事業候補品です。
問い合わせ先:日本点字図書館わくわく用具ショップ(電話03−3209−0751)
日本盲人会連合主催による「第40回全国盲人将棋大会」が11月に、東京都千代田区で開催されます。
対局はS級(A級優勝経験者)、A級(有段者の部)、B級(級位以下の部)、C級(初心者の部)の4クラスに分かれて行い、S級とC級は総当たり制、A級とB級は予選を行った上でトーナメント方式で実施する予定です。
A級・B級の優勝者に厚生労働大臣賞、S級・C級の優勝者と、A級・B級の3位入賞者までに日盲連会長賞が贈られるほか、S級優勝者に五段、A級優勝者に四段、準優勝者に三段、B級優勝者に初段、準優勝者に1級が授与されます。
開催日:11月19日(土)〜20日(日)
会場:大会はメヂカルフレンドビル、宿泊及び懇親会はアルカディア市ヶ谷
参加資格:すべての視覚障害者
参加費:日盲連会員は2000円、会員外は5000円。懇親会費は6800円、昼食代は各日1000円。
申し込み締め切り:10月31日(月)
問い合わせ先:日盲連組織部団体事務局(電話03−3200−0011)