耳より情報(2017年6月号)
◆平成29年度第1回「神戸ライトサロン」
神戸アイライト協会主催、きんきビジョンサポートとJRPS兵庫の後援で開催される今年度第1回目の「神戸ライトサロン」は、きららの会代表の石川佳子さんを迎えての開催です。
ミニ講座のテーマは「若い世代ならではの悩みや工夫を共有、人と情報につながることからはじまる一歩へ」。
講座終了後は、小グループに分かれての交流会です。見えない・見えにくいことで困っている方、ご家族の方、どなたでも参加できます。
悩みや思いをざっくばらんに語り合ってみませんか?
日時:6月24日(土)午後1時30分〜4時30分
会場:中山記念会館2階多目的室(阪急「春日野道駅」から北西へ徒歩約10分、神戸市営地下鉄「新神戸駅」から南東へ、徒歩約10分)
内容:第1部は午後1時30分から石川佳子さんによる「ミニ講座」、第2部は2時45分から交流会
参加費:無料
定員:30名(事前予約制で、定員になり次第締め切り)
申し込み先:神戸アイライト協会(電話078−252−1912)
◆JRPS大阪「医療講演会」
大阪府網膜色素変性症協会(JRPS大阪)が、未だに治療法が確立されていない眼の難病「網膜色素変性症(RP)」に関する最先端の研究について、医療講演会を開催します。
テーマは、「この目に確かな治療法を! 網膜色素変性症の最先端研究 フイルム型人工網膜と網膜再生」。
日時:7月2日(日)午後1時〜3時30分(受付は12時20分から)
会場:大阪市立天王寺区民センター1階ホール(大阪市営地下鉄・谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」2号出口から北へ100m)
参加協力金:JRPS会員は無料、一般500円(共に介助者1名は無料)
申し込み:申し込みは不要です。直接会場にお越しください。
プログラム:講演1は、フイルム型人工網膜「色素結合薄膜型人工網膜・オーレップ」、講演2は、網膜再生「iPS細胞を用いた網膜再生治療」。
問い合わせ先:JRPS大阪事務局の松本さん(電話090−7343−8980)
◆京都府立視力障害者福祉センター「夏の体験見学会2017」
視覚に障害があり、あんま・はり・きゅうの免許取得に興味のある方を対象に、あんま・はりの実習体験、パソコンを利用した学習方法の紹介、施設内見学などの内容で、体験見学会が開催されます。
また、施設利用に関する個別相談コーナーもあります。
日時:7月27日(木)午前10時30分から(受付は10時から)
会場:京都府立視力障害者福祉センター(京都市バス「糺ノ森」下車すぐ)
内容:午前10時30分から施設紹介、11時45分から昼食(センターの昼食を体験、メニューはトンカツ)、12時30分から体験コーナー(あんま・はりの実習体験、パソコン用画面読み上げソフトの紹介、施設・宿舎内見学など)、午後1時30分から個別相談
参加者には過去の「入所試験問題」とセンターに関する「Q&A集」が進呈されます。
参加対象者:身体障害者手帳(視覚障害)を交付されている方、または交付見込みの方で、あんま・はり・きゅうの免許取得に興味のある方。
参加費:無料
申し込み締め切り:7月18日(火)ただし、応募者多数の場合は早めに締め切ることがあります。
問い合わせ・申し込み先:京都府立視力障害者福祉センター(電話075ー722ー8203、体験見学会専用メール siryokutaiken@ksj.or.jp)
◆点字本「作りおきべんとう 週末2時間で1週間分でき上がり!(エイムック)」結城寿美江著
毎朝一からお弁当を作るのは大変です。本書に掲載のタイムスケジュール表を参考に手際よく調理すれば、週末のたった2時間で月曜日から金曜日のお弁当おかずがすべて作れてしまいます。
一つの食材で数種類のおかずを作ったり、同じ鍋で同時調理したりするので意外に簡単。日もちのする冷蔵おかずや冷凍おかずを多数紹介し、メインのおかずは素材別に、サブのおかずは色別にレシピを収録しています。
便利な常備菜やマリネ、ご飯やおにぎりのバリエーションも満載。日々の食卓にも活用できるアイデアがいっぱいです。
全2巻で価格は6200円(原本価格は1000円)です。
問い合わせ先:京都ライトハウス情報製作センター(電話075−462−4446)
◆ボイス電波腕時計
「もっとおしゃれな腕時計が欲しい」との声をもとに開発された日本初登場のアナログタイプ音声腕時計です。
触読はできませんが、弱視の方でも見やすい文字版です。
着脱が簡単な伸縮ベルトと革ベルトタイプがあり、男女兼用です。防水仕様ではありません。
右側面の2時方向に時刻ボタン、4時方向にカレンダーボタンがあります。
電波受信1日1回(5分以内)で、音声操作5秒以内が1日20回の場合、リチウム電池の寿命は約2年です。
バッテリー警告機能や30分毎の時報機能があります。
牛革ベルトは、白、茶、黒の3色あり、重さは55グラム。ステンレス製の伸縮ベルトの重さは79グラムで、どちらも価格は13300円です。
また、バッテリーが太陽電池とリチウム電池併用の省電力タイプもあり、電池寿命は2年半で、価格は15000円です。
問い合わせ先:日本ライトハウス情報文化センター・サービス係(電話06−6441−0039)
◆日盲連がロボット掃除機の取り扱いを開始
日本盲人会連合用具購買所では、パナソニック製ロボット掃除機RULO(ルーロ)MC−RS200−Wの取り扱いを開始しました。
自動運転のロボット掃除機です。
三角形の独特な形状で、お部屋の隅まで掃除が行き届き、ハウスダストなど目に見えない微細なゴミまで検知。ゴミの量に合わせて、パワーや走行速度、走行動作を制御します。
本体操作部、またはリモコンの「レポートボタン」を押すと掃除の結果を音声で案内します。
専用リモコンと充電台が付属しています。本体の大きさは、奥行32.5センチ、横幅33センチ、高さ9.2センチ、重さは3キログラム。
電源は充電式リチウムイオン充電池で、充電約3時間、連続使用約100分。
取り扱い説明書のCDが付いています。
本製品は音声読み上げのみで初期設定を行うのが困難ですので、希望すれば出荷時に予め初期設定をしてもらえます。
税込み価格は78000円で、別途送料1300円がかかります。
問い合わせ先:日盲連用具購買所(電話03−3200−6422)
◆日盲連「声のひろば」
日本盲人会連合が提供するWEBラジオ番組「声のひろば」は、さまざまな話題をゲストの「声」を交えて紹介するインターネット版音声情報誌です。
お役立ちトピックや、娯楽・趣味といった生活を豊かにする話題などを毎月聞くことができます。
例えば5月号は、4月号で掲載された特集「シンポジウム・視覚障害者の生活訓練のあり方を考える」後編や、イベントレポート「視覚障害者はどのようにゲームをプレイするのか」後編の他、「プレクストークは次なる進化へ、後継機種開発秘話」や「物の価値」など大変興味深い内容となっています。
最新号だけではなく、過去3か月分のバックナンバーも掲載されています。
インターネットをご利用でない方は、日盲連点字図書館からデイジー版・カセットテープ版を借りることができます。
日盲連「声のひろば」 http://nichimou.org/magazine-tape/voice/
問い合わせ先:日盲連点字図書館(電話03−3200−6160)
◆「ビッグ・アイ アートプロジェクト」作品募集
国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)は、「ビッグ・アイ アートプロジェクト」の出品作品を募集中です。人と人とを繋ぐ「アート」の力。
この「アート」をツールに、障害のある人、ない人、すべての人々の交流を進め、感動や喜びを共にし、そしてアートの世界で輝くアーティストとしての才能を発掘するプロジェクトです。
審査発表は10月上旬、入選作品展は11月〜12月に開催される予定です。
募集作品は、障害者が制作した未発表のアート作品で、素材やテーマは自由です。
受付期間:8月25日(金)〜9月20日(水)。自身での持ち込み期間は、9月9日(土)〜9月20日(水)午前10時〜午後5時。
応募:無料ですが、作品の往復送料は応募者負担。
出品規格、応募条件、応募方法など、詳細はビッグ・アイホームページ(http://www.big-i.jp/)にてご確認ください。
問い合わせ先:ビッグ・アイアートプロジェクト(電話072−290−0962、Eメール museum@big-i.jp)
◆東京ディズニーリゾートを楽しむための3つの情報サービス
東京ディズニーランドと東京ディズニーシーには数多くのアトラクション・シアター・商品店舗・フード施設があります。
パーク全体を知るための触地図や建物・乗り物の模型などがパーク内に設置されていますが、当日短時間に全体像を把握し楽しむのはとても大変です。
そのため事前に入手できる、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを楽しむための「触地図ガイドブック」と墨字の「インフォメーションブック」、音声で案内する「インフォメーションCD」が無料で用意されています。
情報は、新しいアトラクションができる度に更新されています。
「触地図ガイドブック」は赤の表紙の東京ディズニーランドと青の表紙の東京ディズニーシーが用意されています。
大きさはB4サイズで、パーク全体や各テーマランドやテーマポートの触地図を墨字併記で記載。
「インフォメーションCD」は東京ディズニーランド(約50分)と東京ディズニーシー(約60分)の2枚組です。
園内概要・園内施設紹介・サービズ案内・問い合わせ・交通手段などの音声情報を聞くことができます。
墨字の「インフォメーションブック」は、両パークの車椅子ご利用ゲスト優先レストルームの詳細仕様のほか、各アトラクション・施設・設備が記載されています。
申し込み先:東京ディズニーリゾート・インフォメーションセンター(電話0570−00−8632)午前9時〜午後7時に。
「触地図ガイドブック」「インフォメーションCD」「インフォメーションブック(墨字)」すべて無料で郵送してくれます。
今月の耳より情報は以上です。
「トップに戻る」