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耳より情報(2017年9月号)
◆京都府立視力障害者福祉センター「秋の体験見学会2017」
視覚に障害があり、あんま・はり・きゅうの免許取得に興味のある方、体験してみませんか?
センターの施設を見学し、実際にあんま・はりの実習体験もできます。
日時:10月10日(火)午前10時30分から(受付は10時から)
会場:京都府立視力障害者福祉センター(京都市バス「糺ノ森」下車すぐ)
内容:午前10時30分から施設紹介、11時45分から昼食(センターの昼食を体験、メニューは春巻きと肉団子)、12時30分から体験コーナー(あんま・はりの実習体験、パソコン用画面読み上げソフトの紹介、施設・宿舎内見学など)、午後1時30分から個別相談
参加者には過去の「入所試験問題」とセンターに関する「Q&A集」が進呈されます。
参加対象者:身体障害者手帳(視覚障害)を交付されている方、または交付見込みの方で、あんま・はり・きゅうの免許取得に興味のある方
参加費:無料
申し込み締め切り:10月3日(火)
問い合わせ・申し込み先:京都府立視力障害者福祉センター(電話075ー722ー8203、体験見学会専用メール siryokutaiken@ksj.or.jp)
◆「日本ライトハウス展 全国ロービジョンフェア2017」
西日本最大の視覚障害者用具・機器展示会が大阪の難波で開催されます。目の見えない方・見えにくい方の生活を楽しく、豊かにする便利グッズや視覚補助具、点字・音声機器などの展示と一部販売もされます。
第20回を迎える今回は、シャープの「ロボホン」(声をかけると可愛い声や動作で応えるロボット型スマートホン)や「ドットウォッチ」(4マスの点字ディスプレイ付きの腕時計型スマートウォッチ)など、初出展8社を含め、過去最大の43社が出展します。
話題の人が登場する特別ステージでは、9月30日の10時30分からロービジョンケアでマルチに活躍する三宅琢医師、10月1日の10時からはiPS細胞の網膜移植手術の第一人者で、神戸アイセンターを立ち上げる高橋政代医師が出演します。さらに新企画として、スマホアプリのプレゼンテーションを競う「アプリバトル」や、久しぶりの書評合戦「ビブリオバトル」なども開催されます。
日時:9月30日(土)と10月1日(日)の午前10時~午後4時(10月1日のみ9時30分からステージの客席に入場できます)
会場:難波御堂筋ビル7階ホール・8階大会議室(大阪市営地下鉄御堂筋線「なんば」駅の中央改札から直結)
入場:無料
展示内容などを詳しく紹介したガイドブック(大きめ活字・メール・点字・音声・デイジー版のいずれか)を事前に無料で送ってもらえます。
問い合わせ・ガイドブック申し込み先:日本ライトハウス情報文化センターサービス部(電話06-6441-0039)
◆アイライトフェア2017
今年のアイライトフェアのテーマは「神戸・兵庫での医療と視覚リハの連携」です。
内容は、医療講演「ロービジョン最近の話題」や講演「神戸アイセンター ビジョンパークの紹介」、パネルディスカッション「神戸・兵庫での医療と視覚リハの連携 神戸アイセンター開設と地域の視覚リハ」など。
当日参加も大歓迎ですが、準備の都合上、可能な方はご連絡ください。
日時:10月8日(日)午後1時~4時30分
場所:神戸市立葺合(ふきあい)文化センター・大ホール(阪急「春日野道(かすがのみち)」駅または神戸市営地下鉄「新神戸」駅から徒歩約10分)
参加費:無料
問い合わせ先:神戸アイライト協会(電話078-252-1912)
◆第41回記念全国盲人将棋大会参加者募集中
日本盲人会連合主催による「第41回全国盲人将棋大会」が11月に京都で開催されます。
対局はS級(A級優勝経験者)、A級(有段者の部)、B級(級位以下の部)、C級(初心者の部)の4クラスに分かれて行われます。
S級とC級は総当たり制、A級とB級は予選を行った上で、トーナメント方式で実施予定。
会期:11月18日(土)~19日(日)
会場:西陣織会館4階展示場(京都市営地下鉄烏丸線「今出川」駅から徒歩約10分)
参加資格:視覚障害者
参加費:日盲連会員は2000円、会員外は5000円、昼食代1000円
申込み方法:会員の方は所属する各都道府県・指定都市の日盲連加盟団体へ、会員外の方は日盲連組織部団体事務局へご連絡ください。
締め切り:10月15日(宿泊希望の方は9月30日)
問い合わせ先:日盲連組織部団体事務局(電話03-3200-0011)
競技日程や宿泊代・宿泊先など詳細は、日盲連ホームページにてご確認ください。日盲連ホームページ http://nichimou.org/
◆京都視覚障害者「チャレンジ・ラン」
「視覚障害者も公道で走りたい」という声を受けて長年開催してきた視覚障害者京都マラソン大会を引き継ぎ、昨年から行っている京都視覚障害者「チャレンジ・ラン」が今年も開催されます。
「視覚の障害があっても走りたい」という思いをお持ちの方が気軽に参加できる内容です。
日時:10月22日(日)午前9時~12時
会場:楽只(らくし)小学校運動場(千本北大路、京都ライトハウス前)
種目:一定時間内(3分、7分)で走行した距離を計測
参加費:無料
定員:30名(定員になり次第締め切り)
問い合わせ先:京都視覚障害者「チャレンジ・ラン」実行委員会事務局(電話075-462-4400)
◆電話版コーチング体験会
日本視覚障害者コーチ協会(JBCA)主催による「電話版コーチング体験会」が行われます。
コーチングとは、1990年代にアメリカから広まったコミュニケーション技術で、その目的は、依頼者の話に耳を傾け、その人らしい生き方や目標達成をサポートすることです。
今回の体験会はNTT電話会議システムを利用して実施するため、ご自宅にて参加できます。
050から始まる所定の番号に電話して、ガイダンスに従って操作します。体験の詳細は、申し込み後に改めて連絡があります。
日時:10月18日(水)午後9時30分~11時(90分間)
定員:5名
費用:通話料のみ
参加希望者はメールでお申し込み下さい。件名は「電話版体験会」とし、本文に名前、ふりがな、メールアドレス、電話番号、参加日、視覚障害の有無、スタッフへ事前に伝えておきたいことを記入してください。
申し込み・問い合わせ先:日本視覚障害者コーチ協会(電話080-2063-8818、Eメール alice_p@docomo.ne.jp)
◆「にってんセレクトパック2017夏」
日本点字図書館図書情報課では、デイジー図書ダウンロードサービスの一環として、様々な図書を収録した「にってんセレクトパックサービス2017夏」を提供しています。
全部で5種類あり、9月30日(土)までの期間限定で受付中です。
1.サピエベストリーダーセレクトは、サピエ図書館で配信されているデイジーデータのうち、人気のある図書を文学・教養をとりまぜたもの。
2.テレビデイジーセレクトは、「テレビデイジー」の中からのおすすめ。
3.この本はこんな賞をとっていた!セレクトは、江戸川乱歩賞、歴史時代作家クラブ賞ほか、さまざまな受賞作品。
4.いい旅見聞録!セレクトは、旅のご提案と、家にいながらも旅に行っているような気分に浸っていただきたいという思いでセレクトされたもの。
5.話題先取り!セレクトは、完成したばかりの新刊図書です。
図書情報課に希望のセレクトを連絡の上、SDカードまたはCFカードを希望の数だけ郵送すると、そのカードにコピーして返送されます。
SDカード・CFカードは、日点のわくわく用具ショップでも購入できます。
問い合わせ・申し込み先:日点図書情報課貸出担当(電話03-3209-2442)
◆メールマガジン「週刊シネマデイジーFan」
映画の音声に場面解説などの音声ガイドがついた「シネマデイジー」は、視覚障害者に人気のコンテンツです。
シネマデイジーで映画に親しんでいる人たちに、さらに魅力を知ってもらいたいと川崎市視覚障害者情報文化センターの鳥居秀和さんが、メールマガジン「週刊シネマデイジーFan」を発行しています。
シネマデイジーになっている作品から1本を取り上げる「今週の1本」は、あらすじはもちろん、出演者や見どころ、関連情報なども紹介。
「今週の特集」や「シネマ・あんな話、こんな話」など映画好きには楽しみな内容です。
購読は無料ですが、メルマガサイト「まぐまぐ!」での登録が必要です。
登録ページ http://www.mag2.com/m/0001678652.html
◆ミュージアム・アクセス・ビュー第45回鑑賞ツアー
目の見えない人・見えにくい人と見える人とが一緒に「言葉」を使って鑑賞するツアーで、今回鑑賞するのは「絹谷幸二 色彩とイメージの旅」です。
絹谷幸二の初期から現在に至る代表作を展示するとともに、素描や陶芸、ガラス作品に至るまで、この画家の多彩な活動の全貌に迫ろうとするものです。
また、この展覧会のために制作した京都を題材とした新作や展覧会初公開作品のほか、絹谷作品の世界観を映像化した壮大な3面スクリーンの作品も出品され、絹谷芸術を堪能するまたとない機会となるでしょう。
ツアーの前に、美術館スタッフからの解説があります。
日時:9月24日(日)午後1時~4時30分
場所:京都国立近代美術館(京都市バス「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ。地下鉄「東山」駅から徒歩約10分)
集合:京都国立近代美術館ロビー付近に午後0時50分、東山駅改札に0時40分
募集人数:見えない人・見えにくい人10名、見える人20名(定員になり次第締め切り)
参加費:500円
申し込み・問い合わせ先:ミュージアム・アクセス・ビュー(電話080-5352-7005)
留守番電話になっていますので、「参加します」と録音してください。折り返し連絡があります。
◆「体感する奈良! “心”感覚展」
毎年、秋の恒例行事として各県が回り持ちで開催する「国民文化祭」、今年は奈良県が担当です。
従来は国民文化祭の終了後に、障害者芸術・文化祭が行われてきましたが、今年の奈良大会から、国民文化祭、障害者芸術・文化祭が同時開催(一体開催)されることになりました。
同時開催の趣旨を具現するイベントとして、「体感する奈良! “心”感覚展」が実施されます。
目で見る展示から、“心”で感じる展示へ! 障害のある人もない人も、ともに楽しめる展覧会です。
「文化」「自然」「歴史」「芸術」の4つのコーナーを設け、触覚・聴覚・嗅覚で展示を楽しめます。
展示の関連イベントとして、「見えない世界をみる」というテーマで、ワークショップもあります。
【会場と開催日時】
大淀町文化会館(吉野郡大淀町):9月24日(日)~10月2日(月)の午前9時30分~午後6時(9月26日火曜日は休館)
奈良県文化会館(奈良市):10月6日(金)~15日(日)の午前9時~午後6時(10月10日火曜日は休館)
【“心”感覚ワークショップの会場と開催日時】
大淀町文化会館:9月24日(日)午後2時~3時30分
奈良県文化会館:10月8日(日)午前10時~11時30分
※ワークショップ参加には事前申し込みが必要です。「氏名・年齢・住所・電話番号・メールアドレス」を明記し、ハガキかFAXで事務局にご連絡ください。
申し込み・問い合わせ先:〒530-0028 大阪市北区万歳帳3-7 株式会社日展内「第17回全国障害者芸術・文化祭実行委員会事務局」“心”感覚展担当
電話06-6362-2210、FAX06-6362-6030
今月の耳より情報は以上です。
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