耳より情報(2017年10月号)
◆「4しょく会」秋のイベント 点で描く触覚マンガ−−君はルイ・ブライユを超えられるか!?−−
「視覚障害者文化を育てる会」(4しょく会)の秋のイベントのテーマは、マンガです。
視覚障害者にとって縁遠いマンガは、いわば視覚文化の代表です。今回は「点で描く触覚マンガ」作りに挑戦します。
漫画家・さかいひろこさんを講師に迎え、最初にマンガの仕組みや構成要素などについて学び、実践講座もしていただきます。
日時:11月18日(土)午後1時から受け付け、1時30分開始、5時閉会
会場:長岡京市中央生涯学習センター3階「特別展示室」(JR長岡京駅前、バンビオ1番館内)
定員:50名(要予約、先着順)
参加費(材料代):会員および学生は500円、非会員は700円
集合:12時50分にJR長岡京駅の改札口を出た所に集合
内容:体験発表「私たちは我慢してきたのか?−−視覚障害者のマンガとの付き合い方あれこれ」、実践講座「マンガの基礎知識−−描く前に楽しく学ぼう」、休憩(マンガ用の筆記具・フィギュアの触察タイム)、オリジナル触覚マンガの制作「描いてみよう、さわってみよう−−私たちの『超自由戯画』」、作品発表&総評
※点字器やハサミをご持参いただける方はご協力ください。
※イベント終了後、会場近くにて懇親会を行いますので、希望者はご参加ください(会費4000円)。
申し込み:11月10日(金)までに電話かメールで。電話(080−2527−9383、佐木さん、平日の午後9時〜11時、または日曜の午前10時〜午後11時)、メール jasmine@tenjiban.com (4しょく会事務局)
※参加申し込みに際して、必ず以下の4点についてお知らせください。
1.お名前・ふりがな(フルネームで)
2.電話番号またはメールアドレス(イベント関係の必要事項の連絡に利用いたします)
3.全盲・弱視・晴眼など、視覚障害の有無・程度(制作時のペア作りの参考とします)
4.懇親会の出欠(当日の変更については、キャンセル料をいただく場合があります)
◆アイフェスタ2017 in 神戸 第15回視覚障害者のための総合福祉機器展
JRPS兵庫主催のアイフェスタでは、福祉機器や誰にでも使いやすいユニバーサルデザインのグッズなどを多数展示しています。
日々進化する機器に触れ、あなたの生活をより便利に豊かにしてみませんか?
体験コーナーでは、プレクストーク研修会、白杖体験、手引きの仕方・され方体験のほか、神戸視力障害センターでの訓練紹介もあります。これらは予約が必要です。
また神戸アイライト協会によるビーズ手作り体験講座が、午前11時と午後1時30分の2回開催されます。
こちらは当日の受付で、先着各3名、材料費として500円が必要です。
相談コーナーの眼科医による無料相談や社会保険労務士による年金相談は、事前に予約が必要です。
また視能訓練士による相談、聞こえの相談、JRPSスタッフによる相談などもあります。
日時:10月29日(日)午前10時30分〜午後3時30分
会場:神戸市立六甲道勤労市民センター5階・各会議室(JR神戸線六甲道駅南隣接)JR六甲道駅改札から会場へは、黄色いベストを着用したボランティアの方が案内します。
入場:無料
相談・体験の予約申し込み先:JRPS兵庫の伊藤さん(電話080−2446−8068、メール jrpshyogo@gmail.com )どちらも受信専用です。
問い合わせ先:JRPS兵庫の野村さん(電話090−3274−4901、メール jrpshyogo@gmail.com )
◆京都ライトハウスまつり2017 笑顔でつなぐハウス×(かける)1000KITA(千北)
利用者、家族、ボランティア、職員、そして地域の方々が一同に会し、交流の輪が広がることを願って開催されます。
日時:10月29日(日)午前10時〜午後4時(模擬店は午前11時〜午後3時、なくなり次第終了)、小雨決行
会場:京都ライトハウス全館(京都市バス「千本北大路」または「ライトハウス前」下車)
催し内容:
4階は、あけぼのホールで船岡老人クラブハウス他の発表会、FSトモニー作業室でトモニー紹介。
3階は、キッズコーナー「イエローサブマリン」どきどきお楽しみ抽選会。
2階は、見えないこと体験・点字体験、クイックマッサージ、点字クラブ、オセロ、囲碁、将棋(クラブ員と自由に対戦)
1階は、寿司・焼きそば・手作りパン・蒸しまん・チヂミ・フランクフルト・洋菓子・ビール・ジュースなど模擬店いろいろ。
地下1階は、フリーマーケット、さわる絵本の展示、点字付きお坊さんめくり、工作、プラ板作成、生け花教室など。
問い合わせ先:京都ライトハウス(電話075−462−4400)
◆ネクストビジョンのisee! “Working Awards”
iPS細胞による目の難病治療に取り組む理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダーらが、ロービジョンケアの必要性と視覚障害者理解のため立ち上げた公益社団法人「NEXT VISION(ネクストビジョン)」が、isee!(アイシー)運動を展開しています。
その運動の中で、isee! “Working Awards”(ワーキング アワード)という表彰制度を設け、視覚障害者の就労事例やアイデアなどを募集しています。
アワードの審査は、仕事内容や個人の能力を評価したり、順位づけや優劣を決めるものではありません。
応募すべての中から、審査員の方々の経験や思いに基づいた独自の視点により選ばれたものに、ネクストビジョンよりアワードが贈られます。
発表は2018年1月末の予定です。
事例部門、アイデア部門ともに業種・業界など分野の制限はなく、地域も全世界を対象とします。また、応募は自薦、他薦、個人、企業、団体、グループなど問いません。
募集内容:事例部門は実際に就労していた、もしくは現在就労している事例を対象とします。
例えば、周囲の協力を活用した事例、経験を強みとした事例、最新技術を活用した事例など。
アイデア部門は、オリジナルの未発表のもので、具体的なアイデアと、そのアイデアを実現するために必要なプランも合わせてご記載ください。
応募締め切り:10月31日(火)(郵送の場合は必着、メール・FAXでの応募は24時00分受付分まで有効)
応募方法:応募用紙に必要事項をご記入の上、メール、郵送またはFAXでお送りください。
募集要項:http://isee-movement.org/contest/guideline
郵送先:〒651−0191 神戸ポート郵便局私書箱67号 公益社団法人NEXT VISION アイシー ワーキング アワード係
Eメール info@nextvision.or.jp
FAX 078−306−3303
◆きんきビジョンサポート(KVS)11月のサロン
KVSの11月のサロンは盲導犬歩行体験で、大阪梅田の地下街を盲導犬と一緒に歩きます。
人混みの中を、盲導犬が安全に人を避けながら歩く体験をしてみませんか?
通常の盲導犬歩行体験会では比較的安全な場所で行いますが、今回は人混みを選び、白杖歩行との違い、安心感、スピード感を実感していただきます。
また、盲導犬ユーザーのスタッフが、盲導犬との共同訓練や日々の生活について詳しいお話しもします。
「外出先でのトイレはどうするの?」など、質問コーナーも設けますので、何でも尋ねてみてください。
当日は会議室などを使わず、地下街の広場が待機場所になります。
椅子を準備できませんので、立ったままで待機していただくこととなります。ご不便をおかけしますが、予めご了承ください。
盲導犬との歩行は、お一人20分前後の予定です。
日時:11月19日(日)午前10時〜12時
場所:JR北新地駅と大阪ディアモール周辺
集合・解散:JR北新地駅みどりの窓口前
定員:6名(先着順)
参加協力金:一人500円
参加申し込み先:メール info@kvs.cc
メールの件名に「11月KVSサロン参加」と書き、本文に参加者の名前をお書きください。
先着順で6名までの参加者の方のみ、「受け付けましたメール」が返信されます。
当日の集合時間など、詳細は参加者に連絡があります。
なお、この催しは、大阪府社会福祉協議会の市民活動行事保険に加入します。
◆JRPS滋賀の笑いヨガ&室内コンサート
滋賀の東近江市で開催される「笑いヨガ&室内コンサート」、午前中は「笑いヨガ」で心と体をほぐし、午後は津軽三味線とギターの演奏で楽しみましょう!
障害の有無、会員・非会員を問わず、どなたでも参加できます。
日時:11月12日(日)午前10時〜午後3時(受付は9時30分から)
会場:能登川コミュニティセンター別館2階(JR能登川駅西口から徒歩10分)
参加費:一般500円、JRPS会員は無料
昼食:持参、または700円程度で注文することもできます。
持ち物:お茶、タオル
申し込み締め切り:11月5日(日)
申し込み・問い合わせ先:JRPS滋賀の勝見さん(電話070−5666−1186、またはメール kk1186@y-mobile.ne.jp )
◆「チャレンジド・ヨガ」
ヨガインストラクターの崎元宏美さんが「チャレンジド・ヨガ 関西」を立ち上げ、神戸市西区の「神戸視力障害センター」で視覚障害者の方のためのヨガクラスを開設しています。
ゆっくり、安全に、そして楽しくをモットーに、サポーターとインストラクターと一緒にヨガのポーズを覚えましょう。
初心者の方でも、動きやすい服装ならヨガウェアでなくても問題ありませんし、参加者全員保険に加入しますので、安心してご参加ください。
年内の開催日時:10月15日、11月19日、12月17日(全て日曜)の午後2時〜3時30分
開催場所:神戸視力障害センター・地域交流棟2階大会議室(JR「明石」駅南口、3番乗り場から神姫バスに乗車、「吉田」または「玉津曙」で下車し、徒歩約2分)
参加費:1人1000円、ガイドヘルパー・同伴者と2人なら1500円
申し込み・問い合わせ先:崎元さん(電話080−1460−4680、メール challengedyoga.kansai@gmail.com )
◆「愛子の鍼」点字版
社会福祉法人桜雲会から「愛子の鍼」点字版が発売されました。
同書は、鍼灸マッサージ師として長年患者への治療にあたっている元筑波大学附属視覚特別支援学校教諭・木村愛子氏が、自身の治療経験から、鍼刺激の治療効果が出た疾患を50音順にわかりやすくまとめたものです。
「患者さんの治癒力をたすける医療」をモットーに、多くの方々が悩む便秘や口内炎、アトピー性皮膚炎に加え、精神疾患にも効果的な治療を数多く紹介しています。
「現役の鍼灸師はもちろん、鍼に興味のある一般の方にも東洋医学・鍼のすばらしさに気づく1冊」とのこと。
B5判変型、全1巻63ページ、定価3500円。
申し込み・問い合わせ先:桜雲会(電話03−5337−7866、Eメール ounkai@nifty.com )
◆ダスキンの第38期海外研修派遣生募集
公益財団法人ダスキン愛の輪基金の「ダスキン障害者リーダー育成海外研修派遣事業」実行委員会では、2018年度(第38期)の派遣生を募集しています。
地域社会のリーダーとして貢献したいと願う障害のある若者に、海外で実地研修をしてもらうのが目的です。
一人で長期間研修する「個人研修」と、障害者権利条約の批准による国内実施に取り組みたい方々を対象とした「ミドルグループ研修」があります。
個人研修の募集人員は5名程度で、期間は3カ月以上1年以内。
派遣先は、応募者の研修希望で実行委員会が認める諸国のリハビリテーション関連機関、教育機関、障害者団体、行政機関など。
対象は、障害のある18歳以上40歳まで、研修地で必要な語学力が証明できる方、希望のテーマで研修計画を立案・作成・実行できる方など。
ミドルグループ研修の募集人員は、介助者・支援者・通訳などスタッフを含めて8名程度の1グループで期間は1〜2週間程度。
派遣先はアメリカ他。対象は25歳以上45歳程度でグループ応募できる方(障害当事者はグループ内3名以上)。
その他、選考方法、研修内容、費用等、詳細は同事業募集要項にてご確認ください。
募集要項・申込書ホームページ http://www.ainowa.jp
申し込み締め切り:11月15日(当日消印有効)
資料請求・問い合わせ先:公益財団法人ダスキン愛の輪基金(電話06−6821−5270、Eメール ainowa@mail.duskin.co.jp )
◆第3回遺言・相続全国一斉相談会
日本弁護士連合会は、信金中央金庫、各地の弁護士会及び特定非営利活動法人遺言(ゆいごん)・相続リーガルネットワークとの共催による、「第3回遺言・相続全国一斉相談会」(無料面談相談会)を11月15日(水)いい遺言(いごん)の日に実施します。
遺言をどう書けば良いのかわからない、自分が亡くなったあと障害のある子どもが心配、相続のことについて知りたいなど、さまざまな疑問やお悩みに、全国各地の信用金庫で、弁護士が直接対応します。
事前予約制です。
相談会の詳細や参加する信用金庫については、日弁連ホームページでご確認ください。
https://www.nichibenren.or.jp/event/year/2017/171115.html
相談の予約:各地の参加信用金庫本店
その他の問い合わせ先:日本弁護士連合会事務局人権第二課(電話03−3580−9512、Eメール maeday@nichibenren.or.jp )
今月の耳より情報は以上です。
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