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耳より情報(2018年12月号)



◆「盲導犬チャリティカレンダー2019」

毎年好評、小山るみこさんデザインの日本ライトハウス盲導犬訓練所のカレンダーです。
2019年のイラストは、季節感たっぷりのかわいいワンコたちが満載です。
A4判(見開きA3)サイズの壁掛けタイプで、全26ページ。
価格は税込1000円です。
日本ライトハウス情報文化センター3階で取り扱っていますが、盲導犬を育てる会のホームページからも購入できます。
通信販売を希望される場合の送料は、1冊〜3冊は100円、4冊〜7冊は500円、8冊以上は800円です。
但し、北海道、沖縄、離島の場合は送料が異なりますので、お問い合わせください。
また、Tシャツやバッグ、タオルなどのチャリティグッズも購入できます。
盲導犬を育てる会HP https://sodaterukai.net/
問い合わせ先:日本ライトハウス盲導犬訓練所(電話0721−72−0914)


◆日点わくわく用具ショップより

「指先が出るやわらか手袋」
わくわく用具ショップと香川県の手袋メーカーが企画・製作したオリジナル手袋が、デザインをリニューアルして今年も登場しました。
S、M、Lの3サイズで、それぞれ柄が入っています。
両手の親指、人差し指、中指の指先の横にスリットがあり、手袋をはめたまま指先を出すことができます。
通勤・通学時、携帯電話操作時、お買物の際などに便利で、いちいち手袋を外すわずらわしさや、外すことによる紛失の心配がありません。
Sサイズは昨年と同じデザインです。
ブロックチェックは、ブラックの本体にホワイト、グレー、ブラックの3色の格子模様が入っています。
幾何学柄は、ネイビーの本体にピンクとホワイトの幾何学模様が入っています。
Mサイズは、グレーの手袋に黒のツリーと、白とピンクの水玉のデザインで、ツリーに雪が降っているような柄です。
手首の部分が、ボアで薄いベージュ色です。ボアを腕に向かって引っ張り伸ばすと手首の部分が長くなり、ボアが裏に来て、手首部分がさらに温かくなります。
Lサイズは紺色で、赤い格子模様に白いラインが入っているスタイリッシュなアーガイル柄です。
素材はアクリル、ナイロン、ポリウレタンの混紡糸で、手洗いできます。
価格は税込で、Sが1370円、MとLは1980円です。

「てんじつき さわるえほん テルミのめいろ」田中喜代司著
日本児童教育振興財団発行の隔月刊雑誌「手で見る学習絵本テルミ」の200号記念出版として企画されました。
「テルミ」誌上で毎号人気のある「めいろあそび」の傑作選で、2005年から2014年にかけて掲載された名作めいろ17本を抜粋して掲載しています。
盛り上げ印刷で印刷されためいろを、指でたどってスタートからゴールまで進みます。
目の見える子も見えない子も一緒に楽しめ、クリスマスのプレゼントにも最適です。
「テルミのめいろ」は、A4変型判、32ページ、UV盛り上げ印刷付き、小学館刊、税込価格2160円です。

以上2点の問い合わせ先:日本点字図書館わくわく用具ショップ(電話03−3209−0751)


◆液体洗剤「ノヴァージュ超濃縮衣料用液体洗剤プッシュ式」

醤油や酢、油などを入れるプッシュ式の液体調味料入れを使っていらっしゃる方も多いと思います。
傾けてフタを強く押すと小さじ半分ぐらいの一定量が出るという便利なものです。
液体洗剤にもプッシュ式の容器に入って計量が簡単なものが発売されています。
第一石鹸株式会社の「ノヴァージュ超濃縮衣料用液体洗剤プッシュ式」は、少量でも確かな洗浄・抗菌力の超濃縮コンパクトタイプの洗たく用洗剤です。
すすぎが1回設定でもOKで、約3キログラムの洗濯物なら3プッシュです。
300グラム入り(約100プッシュ分)で、通常価格は税込み498円。
詰め替え用は270グラム入り(約90プッシュ分)で、税込み323円です。
問い合わせ先:第一石鹸お客様相談室(フリーダイヤル0120−010611)


◆サンワサプライの電子ルーペ

新聞や雑誌などを拡大しても湾曲せず見やすい、手のひらサイズの携帯型の電子拡大鏡です。
拡大率は5倍から9.5倍まで4段階の倍率調整ができ、ボタンも大きく押しやすい設計で、操作も簡単です。
LEDライト搭載で、暗い場所でも鮮明に文字を映し出します。
画面表示色を7通りに設定でき、白・黒や黒・黄など自分に合った見やすい色を選ぶことができます。
また、静止画を撮影して一時的に表示することができるので、拡大した文字の書き写しなどに便利です。
大きさは縦78ミリ、横106ミリ、厚さ25ミリ、重さは130グラム。価格は税込14800円です。
リチウムバッテリーの充電時間は約3.5時間で、連続約2.5時間使用できます。
バッテリーの他、ケース、ストラップ、テレビに接続できるビデオケーブル、充電用ACケーブル、クリーニングクロスが付いています。
商品HP https://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/400-CAM047
問い合わせ先:サンワダイレクト(電話086−223−5680)


◆就職・進学に役立つパソコン技能向上講習会

兵庫県視覚障害者福祉協会が、視覚障害者向けの画面拡大ソフトや音声読み上げソフトを活用して、企業や大学などで役立つパソコン技能を習得できる講習会を開催しています。
10月から開催されている前期と同じ内容で、後期を募集中です。
土曜日は画面を拡大してパソコンを使用するかた向けの講習、日曜日は音声読み上げソフトを使用するかた向けの内容です。
パソコンやiPhoneなどのIT機器を触ったことがある方や普段利用されている方の受講をおすすめします。
前期受講生で復習のために後期を聴講することもできます。
開講日時:2019年1月〜3月の第4土曜・日曜の9時30分〜16時
会場:兵庫県福祉センター2階IT研修室(阪急神戸線「王子公園」駅またはJR「灘」駅から徒歩10分)
受講料:無料
対象者:視覚障害者で、就職・進学を志望する学生や社会人、パソコンスキルを習得して業務の幅を広げたい在職中の社会人
定員:各日程5名(受講経験者で復習のための聴講生は定員に含みません)
申し込み期限:12月21日(金)まで
申し込み先:兵庫県視覚障害者福祉協会(電話078−222−5556)
実施要項詳細: http://kensikyo.sakura.ne.jp/pc_ginou.html#main


◆視覚障害の瀧澤長幸(たきざわ おさゆき)さん初個展

両目の視力を失っていく中で71歳から絵を描き始めた京都市の瀧澤長幸さん(79歳)の初めての個展が、京都市上京区で開催中です。
展示されている作品約20点は、寺社や鳥、松、月など、日本的なモチーフの光と影を描いた現代の障壁画と呼べるような鉛筆画です。
瀧澤さんは65歳で網膜色素変性症と診断され、5年ほど前に右目が見えなくなり、左目の視野はストローの穴ほど。
現地で写真を撮り模写するのではなく、形や位置を頭に入れて、その時の感覚で描くそうです。
実際より反り返った屋根、ある日見た夕月、中世の山水画のような山々が組み合わされて一枚の絵となっています。
期間:12月23日まで、10時〜18時(月曜休み)
場所:アートスペース・コージン(京都市バス「荒神口」バス停下車、北へ徒歩1分。京阪「神宮丸太町」駅から徒歩12分)
料金:無料
問い合わせ先:コージン(電話050ー1110ー7655)


◆第2回ロービジョン・ブラインド川柳コンクール

このコンクールは、目に障害がある方が日々感じている日常の出来事を川柳で表現することで、当事者だけでなく社会全体で共感できることを目的としています。
昨年の第1回目はなんと総数1970句もの応募がありました。
入選作100句の中には「わいわいだより」のリスナーの句もいくつかあり、受賞作品は「ロービジョン・ブラインド川柳コンクール特設サイト」に掲載されています。
http://www.paris-miki.co.jp/lv-senryu/
2018年もあとわずか。一年を振り返り、視覚障害に因んだ日常の何気ないひとこまを川柳にしたためてみませんか?
第2回目は12月1日より応募受付が始まっています。詳細は1月号でお知らせいたします。
問い合わせ先:ロービジョン・ブラインド川柳コンクール事務局(メール lv-senryu@paris-miki.jp )


今月の耳より情報は以上です。

 

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