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耳より情報(2020年9月号)



◆京都府立視力障害者福祉センター「体験見学会2020」参加者募集


視覚に障害があり、あんま・はり・きゅうの免許取得に興味のある方を対象に、京都府立視力障害者福祉センターで体験見学会が開催されます。
日時:10月17日(土曜日)10時30分から(受付は10時から)
会場:京都府立視力障害者福祉センター(京都市バス「糺ノ森」下車すぐ)
内容:10時30分から施設紹介、11時45分から昼食(メニューはトンカツです)、12時30分から体験コーナー(あんま・はりの実習体験、パソコン用画面読み上げソフトの紹介、施設・宿舎見学など)、13時30分から個別相談。
尚、参加者には過去の「入所試験問題」とセンターに関する「Q&A集」が進呈されます。
対象者:身体障害者手帳(視覚障害)を交付されている方、または交付見込みの方で、あん摩マッサージ指圧、はり、きゅうの免許取得に興味のある方。
料金:無料
締め切り:10月8日(木曜日)まで
問い合わせ・申し込み先:京都府立視力障害者福祉センター(電話075ー722ー8203、体験見学会専用メール siryokutaiken@ksj.or.jp )


◆神戸ライトサロン

神戸アイライト協会主催、きんきビジョンサポートとJRPS兵庫後援で開催される「神戸ライトサロン」は、見えない・見えにくいことで困っている人同士でざっくばらんに語り合い、思いを共有したり情報を交換したりする場です。
今回のミニ講座は、「HOTPOT KOBE」幹事の岸本謙治氏を講師に迎え、マッサージの資格を取得するために盲学校で学ばれた体験「盲学校に入る前から卒業するまで」のお話です。
その後、交流会があります。拡大読書器のミニ展示会はありません。
ご家族の方や視覚障害支援に関心のある方などの参加も歓迎です。通常より定員が少なく、予約制になっています。
尚、当日は体調チェック、検温、手指の消毒、マスク着用でご参加ください。
日時:9月19日(土)13時30分〜16時
会場:中山記念会館2階・多目的室(阪急「春日野道」駅または神戸市営地下鉄「新神戸」駅から徒歩約10分)
内容:13時30分からミニ講座「盲学校に入る前から卒業するまで」講師・岸本謙治氏、14時30分からサロン(グループに分かれての交流会)
定員:20名(定員になり次第締め切り)
参加費:無料
申し込み・問い合わせ先:神戸アイライト協会(電話078−252−1912、火曜〜土曜の10時〜16時)


◆「第1回 大ごにんしき大賞」募集中

一般社団法人文字起こし活用推進協議会主催の「第1回 大ごにんしき大賞」で、ヒトとAIが一緒に作業をすることで生まれる面白い話を募集しています。
スマートスピーカーやスマートフォンからの応答に思わず笑顔になってしまった話、アセってしまった話、ホッコリした話、ムッとした話など、音声認識中に起こったエピソードや、AI音声ソフトが認識した誤変換ワードも応募できます。
応募資格:年齢制限などはありませんが、日本語での応募に限ります。
募集内容:ご自身・家族・友人が体験した内容に限ります。ネットに掲載されているものを自分の体験としての発表はできません。
締め切り:9月30日(水)
応募方法:メールまたは応募フォーム
メール応募:送信先(gonin@mojiokoshi.org)
件名を「大ごにんしき大賞応募(氏名も記入)」とし、1.ペンネーム(掲載用。本名を出さない場合)、2.氏名、3.読み仮名、4.年齢、5.職業、6.メールアドレス、7.電話番号、8.郵便番号・住所、9.応募作品(500文字以内。作品にタイトルがあれば任意で入力)、10.作品へのコメント、11.応募規約(同意する)と記入の上、送付。
応募フォーム:https://www.koubo.co.jp/system/contest/goninsiki/form/
選考結果:12月1日に発表。大賞(1名)には5万円分ギフト券と記念品、佳作賞(5名)には1万円分ギフト券と記念品が贈られます。
問い合わせ先:文字起こし活用推進協議会・大ごにんしき大賞事務局(電話03−3478−0372)
詳細は「大ごにんしき大賞」ホームページでご確認ください。
https://www.koubo.co.jp/system/contest/goninsiki/


◆点字用紙をリサイクルした「ぽち袋」

東京都新宿区高田馬場にある視覚障害者の就労継続支援B型事業所「パイオニア」が、点字用紙をリサイクルした紙の製品を作っていて、国内最大の手作り作品の通販・販売サイト「minne(ミンネ)」で販売を始めました。
商品の売上はすべて視覚障害利用者の工賃として支払われます。
お正月のお年玉はもちろん、ちょっと借りたジュース代を返すときなどにも使える便利なぽち袋や、金色の「のし」や「水引飾り」がついているご祝儀袋、おしゃれなエンボス柄が加工された封筒やミニカード、しおり付きのブックカバーなど多種類製作されています。
要らなくなった点字用紙の凸点をつぶして袋などに加工している製品は多数ありますが、そこにもうひと手間かけて金色のスタンプを押したり、可愛い柄のエンボス加工を施したりして、他とはちょっと違ったおしゃれな製品になっています。
点字ぽち袋には、和風のエンボスと金のスタンプが押された「和ぽち(5枚入)」の他に、ターコイズ2枚とブラウン1枚の3枚組「モダンぽち袋」や「柄アソート(6枚入)」などがあり、どれも300円です。
「のし袋(柄アソート5枚入)」は300円、金の水引きが付いた「ご祝儀袋」は4色あって1つ400円。
「横長封筒(3枚入)」は5種類の中から2つ選んで300円。
小さな封筒とカードがセットされた「ミニカード」は6色あり2つで300円。
色紙で作ったカラフルな封筒と白い便箋におそろいのエンボス加工をした「レターセット」は、便箋6枚、封筒3枚、金シール3枚つきのセットで、色味はピンク系とグリーン系があり、どちらも400円。
「ブックカバー」は、ガーデン・結晶・ツバメの3柄が1枚ずつに、革ひものしおりが1つ付いて400円です。しおりの色は赤・ピンク・黄色・黄緑・水色から選べます。
ちょっとしたプレゼントにぴったりなのが、メモ帳1冊とミニカード1組、ぽち袋3枚がセットされた「プチギフトセット」600円で、リボン付きの外袋に入っていてこの袋はラッピングバッグとして再利用できます。
中身の色や柄はアソートとなり選べませんが、外袋の色はミント・グhttps://minne.com/@tomo-pioneerレ>・ブラウンの3色から選べます。
長4封筒3枚、一筆箋、グリーティングカード、ミニカード1組、ぽち袋3枚の人気商品5点がセットされた「ギフトセット」1000円は、1150円分の商品が入っていてお得です。
「点字用紙リサイクルのパイオニア」URL:https://minne.com/@tomo-pioneer


◆「おりがみ絵本〜おってみよう ふれてみよう 春夏秋冬〜」

社会福祉法人桜雲会の「折り紙絵本」編集委員制作の絵本が発行されました。
さまざまな折り紙を紹介するページと、その中からいくつかの折り方を文章だけではなく、経過を表した折り紙が貼られたページで構成されています。
楽しく折り紙に親しむことができるよう、チューリップや船・コマ・鶴・リースなど季節ごとに親しみがあって、基礎的な折りで作成できる題材が選ばれています。
折り紙は、どこでもいつでも誰もが楽しむことができ、幅広い方々にお楽しみいただける1冊です。
「おりがみ絵本」点字墨字併記版の定価は14000円(価格差補償制度を利用すると2800円)です。
問い合わせ先:桜雲会(電話03−5337−7866)


◆国勢調査について

総務省統計局が今年度実施する「国勢調査」に関してのお知らせです。
10月1日現在で実施され、9月14日から調査員が調査書類を配布していきます。
回答に当たっては、点字調査票又は拡大文字調査票、音声読み上げソフトに対応したインターネット回答もできますので、調査員にご希望の回答方法をお伝えください。
後日、ご希望に応じた調査書類が改めて届けられます。
また、現在の新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、一部の市区町村では、世帯の皆様との接触を控え、インターフォン越しでの説明、郵便ポストなどへ調査書類を直接投函するなどの方法で実施されます。
調査書類が届かない場合や、回答方法を伝えたい場合には、お住まいの市区町村又は国勢調査コールセンターまで、氏名、住所、連絡先、希望の回答方法、目が見えない又は見えにくいことをお伝えください。
連絡先:国勢調査コールセンター(電話0570−07−2020)


今月の耳より情報は以上です。

 

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