酷暑!
アスファルトの道を歩いていると暑いというよりも熱い!
やがて秋が来て冬が来るのはわかっているのですが、冷房がなくては過ごせないような不自然!
室内を冷やしている冷房機(エアコン)も室外機から熱風を発散しているという不合理!
これだけ暑いと創作意欲もなくなってくるのですが・・・
そんな折Café Jardinの店主 小川政男さんから電話があり、店内スペースで「くらふと&アート展」を毎月開催しているので出展しないかという話し。
Café Jardin(http://cafe-jardin-sthm.blog.so-net.ne.jp/)は笹倉鉄平版画ミュージアムに併設された古民家を利用したカフェです。場所は小田急線桜ヶ丘駅から徒歩5分ほど。高倉陶房からは車で約10分、歩くと30分くらいのところにあります。
9月24日から27日まで私の作品がCafé Jardinの店内で展示されることになりました。
ペルシャ風の水差し・酒器・花入れなどの小物や小さな絵皿などを30点ほど展示することにしました。近くの方、美味しいコーヒーを飲みたい方、ぜひ散歩方々訪問してみてください。Café Jardinは住宅街の中にあるちょっと昔懐かしいカフェです。
そして何よりも版画ミュージアムで笹倉鉄平の版画を楽しんでください。
笹倉鉄平は「光の情景画家」ともいわれ特にヨーロッパの街や湖の風景画は見ているだけで旅している気分になります。太陽の光、街の光、湖に映る光、すべてに旅情を感じます。ヨーロッパにあこがれている人、ヨーロッパ旅行を懐かしむ人に人気があるようです。(2015.8.25)
陶芸教室では設計図を丁寧に作ってから粘土成形にかかる方、設計図なしで思いのままに創る方、いろいろなタイプの方がいます。
Tさんは、新しい作品に取りかかるごとに詳細な設計図を作ってきます。陶枕・蚊取り線香いれ・筆立て、等々、粘土の収縮率も計算に入れてしっかりとした設計に基づいて作陶しています。
Yさんは、アイデアはいつもあるのですが、寸法や形はそのときどきの感覚で作陶しているようです。
私はといえば、設計図とまでは言えないですが新しく製作する作品に関しては、概ね創作ノートにイメージ図や寸法、粘土の配合比率などを記入しておきます。(最終的にどういう釉薬を掛けるか、どういう焼き方をするか、で粘土の配合比率も変化させています。)
友人の楠田昭徳さんのブログ(別所沼スマイルRC・ランニングクラブ)を見ていたら“ここまで来た人生も設計図なしで来てしまったな”というコメントがありました。私は学生時代から楠田さんを知っているのですが、いやいやどうして、多くの設計図を描いてこられた方であると思っています。
楠田さんは知る人ぞ知る長距離ランナーです。学生時代は箱根駅伝で活躍し、社会人になってからもボストンマラソンをはじめ多くの国内外のマラソンを走破してきました。また、数年前には連日52日間フルマラソンを走るというギネス記録を打ち立てています。
更に現在は「チャレンジ2020」という企画を打ち出して実行中です。
「チャレンジ2020」とは、東京オリンピックが開催される2020年まで毎日誰かが楠田さんのホームコースであるさいたま市の別所沼公園でフルマラソン(42,195km)を走る、というイベントです。別所沼は楠田さんのお宅のすぐそばにある美しい公園で沼を囲む散歩道がマラソンコースになるわけです。
今、楠田さんは“走る”ことを中心として多くの企画を運営実施中。
若いころにはご苦労もあったようですが、素晴らしい設計図の設計者、そして実行者です。(2015.8.9)
神奈川県藤沢市高倉815-2
(小田急線長後駅東口徒歩7分)